○石井国務大臣 私どもは、この事件をずっと見まして、公海の上とはいえ、そうしてまた一斉にそれだけのたくさんの人を殺したり、いろいろな非常にひどいことをしたのでありますが、あれだけの人を殺したのでありますから、あの人たちが何もなしで日本に来て、そうして亡命したいといったことと同じような感じを持って迎えるような心打ちには決してなれなかったのであります。
どの面をとらえてみましても、これで十分だというところは癖直に申し上げまして私はないような心打ちがいたします。そういう意味におきましては、私はもっともっと文教予算が大きくあってほしいということを念願するものであります。