1998-09-01 第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第6号
そのうえに、財界の徹底的整理を必要とする場合に、逆に財界救済の名において誤った弥縫策を続け、いよいよ、財界整理のともなう摩擦的波紋の見通しを大にするに至り、これを恐れてさらに弥縫対策を累加するに至ったこと、の二つである。」こう書いているのであって、今の政府がとっておる対策は、こういう歴史的な分析に比べて、胸を張ってこの対策がいい対策だ、そういうふうに言えますか。
そのうえに、財界の徹底的整理を必要とする場合に、逆に財界救済の名において誤った弥縫策を続け、いよいよ、財界整理のともなう摩擦的波紋の見通しを大にするに至り、これを恐れてさらに弥縫対策を累加するに至ったこと、の二つである。」こう書いているのであって、今の政府がとっておる対策は、こういう歴史的な分析に比べて、胸を張ってこの対策がいい対策だ、そういうふうに言えますか。
(拍手) 私たちは、その財源については、利子配当所得の総合課税の実現、貸し倒れ引当金の圧縮など特別減免税措置の徹底的整理を行うこと、土地増価税創設によるインフレ利得の吸収、富裕税の新設など資産課税の強化、また、大企業向け補助金、補給金を廃止、削減することなどによって新しい財源を十分に確保できると考えています。いかがお考えになりますか。
しかし、自粛整理を現実に進めまするには何らかの基準がないことには事が運びませんので、そこで、大綱につきまして委員会の御承認を得まして先ごろ基準ができましたのでありまするが、この基準によりまして徹底的整理を進めまするにも、地方銀行協会といたしましては、全会員銀行に対しまして、一昨年の六月以降今日まで、すでに二十六回にわたりまして協会での会合あるいは書面によりまする指示等の手段を尽くしました。
まず本修正案は、地方交付税率を現行二八・九%から三一%に、たばこ消費税率を政府提案の二四%から三〇%に引き上げ、また固定資産税や電気ガス税の産業方面に対する現行の減免制度、さらには国税における法人税の特別措置について、これを大企業に対する特権的な減免措置とするたてまえから、これが徹底的整理を打ち出し、これらのことを前提としたしで減税を行なおうとするものであります。
私は、公共事業費、各種補助金等の徹底的整理、予算の効率的使用をはかるならば、一般歳出のための多額の財源捻出も可能であって、従って、自然増収のうちから、なお相当の減税をなし得ると信ずるものであります。現在、国民一人当りの租税負担額が一万七千百八十円であることからしても、財政規模の増大よりも、減税を主張するゆえんであります。 第二は、食管制度のあり方についてであります。
よって業界は根本的の対策といたしまして、過剰設備の徹底的整理を決意し、関係官庁、金融機関の支援のもとに、次の三点を実行に移したのであります。
又昭和二十六年発表されました地方行政調査委員会議の勧告も又シヤウプ勧告同様国庫補助金制度の徹底的整理を要望したのでありますが、この勧告によつて整理されました国庫補助金は僅かに二十八種類、二億三千万円に過ぎなかつたわけであります。
もしそれ、現下の情勢に真にマツチした予算を組むべくんば、まず行財政の徹底的整理計画を立て、これと見合つたところの積極的な産業政策を樹立して、相並行して出発した上に立たねばならぬと存じます。さりながら、すでに料理人によつて、調理はもとより、盛りつけ、配膳まで終つておる今日であります。
これらの点にかんがみまして、真の姿である財政の緊縮を断行しようとするためには、まず行財政の整理を徹底的に行う、これと見合つて、積極的な産業政策、自立経済速成の積極的な政策を並行させまして、この行財政の徹底的整理と積極的な施策とが相並行して進められなければならないと私どもは思うのであります。
もちろん行政機構の民主的な基本をくつがえすことはよくないのでありますが、民主性を保持しつつ行政機構を思い切り簡素化して、行政費から産業資金を捻出する、少くも一千億なり、あるいはそれ以上なり大幅な資金を行財政の徹底的整理によつて生み出して、その資金を、日本の経済自立達成の基盤を養う産業方面に投入して行かなければ、日本の経済自立は達成できない。
この点はわれわれも了といたし、かつ政府の考えられる意図に対してはその労を多とするのでありますが、結局思つたような理想とするような行財政の徹底的整理ができないところの根本的な原因は、私は政治勢力の薄弱という点にあると思うのであります。現在の政府与党というものは、かつてのような絶対多数でありませんから、今日はまさしく薄弱でありますが、絶対多数の当時であつてもこれはなかなかできなかつた。
地方公共団体においても、この際、行財政の徹底的整理を断行し、財政規模を極力圧縮することに努め、以て地方財政の再建整備を強力に推し進められんことを特に要望してやまない次第であります。 次に、歳入に関連し、税制の改正について申し述べます。
地方公共団体においても、この際行財政の徹底的整理を断行し、財政規模を極力圧縮することに努め、もつて地方財政の再建整備を強力に押し進められんことを特に要望してやまない次第であります。 次に、歳入に関連し、税制の改正について申し述べます。
第二の問題は、大海、区制をとつて漁業の調整をやろうとするようでございますが、大海区制をとるまでには、都道府県のおのおのに漁業の徹底的整理と配置転換とを断行させてからのちに、どうにもならない漁業のみを取上げて行くようにしたらどうであるか。
農業用電力の拡充、農業機械化と有畜化の促進、酪農奨励と生産品の販路確立、大豆、菜種の増産による油脂資源の確保、農産物倉庫と加工工場の増設、かくのごとき基礎的な重要問題を確立するとともに、農業災害補償制度を確立して、保險金の増額、共済目的と共済事故の範囲の拡大をなすとともに、保險掛金を引下げ、農民に対する社会保障制度の確立をはかり、さらに当面の危機を突破するに必要な金融措置、なかんずく農業協同組合の経理の徹底的整理
我々高知県ではこれを海のギャングと申しておりまするが、沿岸漁民の敵でありますところの底曳は、この際に徹底的整理を断行して貰いたいのであります。ために漁業法におきまして遠洋漁業同様の規定を設けまして、ことに操業海区の意見を尊重して貰うようにお願いしたいと思います。 第四番目は補償金の現金拂と支拂期間の短縮についてでございます。
御承知のように、政府は行政機構の徹底的整理簡素化を考えまして、着々手を打つて参つたのでありまするが、農林省に対しましてはどういうふうにこれを処理するべきか非常に苦心をいたしまして、当初省内における関係者の意見等を纏めましたところ、農地部において三部制を設けたらよかろう、こういう意見であつたのであります。
○中川幸平君 商工省の所管でありましても、外務省としてはいろいろお世話を願うことは御尤もでありますが、何としても外交的の手腕のある外務省の所管にした方が、今後の通商貿易に非常に裨益するのじやなかろうかという点を思うのと、今一面はこれは地方出先機関の徹底的整理を叫んではありまするが、ひとり貿易廳の地方出先を要望した一人であるのであります。
第三には地方出先機関の徹底的整理の問題につきまして、繰返し繰返しこれは政府の方に要望しております。先程農林省の方の方から手痛い御意見の陳述がございましたが、後程これにつきましては、直接私が関係しておりました実際の実例を申述べて御参考に供したいと存じますが、これは私共といたしましては、何回も繰返してお願いしている問題でございます。
さらに國民負担の重圧を避けるためには、不要物件の処理において、公正な價格による増収、鉄道施設請負金の嚴重な審査、傍系機関の徹底的整理等のいわゆる合理的経営の面において政府の努力は十分とは認めがたいのであつて、まず運賃の値上げ前にこれらの檢討解決をなすべきであります。
質問は数点あるのでありますが、まず第一に特に明らかにいたしたい点は、大藏大臣はショープ博士が來られてから税制の徹底的整理とともに、減税ができるかのように言つておられるのであります。またわれわれも衷心からそれを希望いたしておるのでありますが、この際これに関連して特に伺つておきたいと思いますことは、國民はこの問題に関して税金の総額が減ぜられ得るかのような印象を受けておるのであります。
たとえば文部省の解体、文化省の新設、建設省の拡充、すなわち建設省に農林省の開拓局、運輸省の港湾局、商工省の電力局が包含られ、建設行政の一元化をはかるべきであり、経済安定本部は企画廳として、その実施は各省をして当らしめ、地方出先機関の徹底的整理を行うべきであると思うのであります。また大藏省の主計局は予算局として総理廳に移管さるべきだと思つのであります。