1950-07-15 第8回国会 衆議院 本会議 第4号
通貨は現に三千億すれすれであり、また八月以降地方税の徴收開始、肥料、鉄鋼の補給金が廃止され、さらに過年度分の税金の滞納は一千二百億を越えておると思いますが、この徴收が強行されるならば、政府資金のおびただしい吸上げとなり、ここにデフレ恐慌は必至と見なければならぬのであります。この現象に対し、大蔵大臣はいかなる手を打とうとしておるのか。これをしも池田大蔵大臣はデイスインフレと呼ぶのでありましようか。
通貨は現に三千億すれすれであり、また八月以降地方税の徴收開始、肥料、鉄鋼の補給金が廃止され、さらに過年度分の税金の滞納は一千二百億を越えておると思いますが、この徴收が強行されるならば、政府資金のおびただしい吸上げとなり、ここにデフレ恐慌は必至と見なければならぬのであります。この現象に対し、大蔵大臣はいかなる手を打とうとしておるのか。これをしも池田大蔵大臣はデイスインフレと呼ぶのでありましようか。
それから新らしい固定資産税と附加価値税の徴收開始の期日でありますが、これもこの税額を料金に織込んだ日から実施して頂きたい。この料金と税金の関連がつけられておるのは、現に地方税法の附則にありまして、現行の事業税はそういう方針で、昨年の十二月十三日から新らしい税金が電気にはかかつておる。こういうことになつておりますから、この例に倣つて一つやつて頂きたい。 最後に電気ガス税のことであります。