1948-12-07 第4回国会 衆議院 農林委員会 第3号 それでこの問題はわずかの人間のそろばんの上の計算では、廣汎な自然が大体を支配する上からとうてい計算しきれないその不合理性でありますか、このバランスをとりますために、古來日本の國には、徳川時代以來今のちようど供出に似ましたところの一つの年貢の取立てがありましたので、その当時の緩和手段として持たれましたものが、われわれ信濃川の沿岸のごとき水害が始終多い所には、刈地制度というものを使つて、そうして十年ごとに 清澤俊英