2004-11-10 第161回国会 参議院 本会議 第5号
昭和三十年六月、森永乳業徳島工場で製造された粉ミルクの中に砒素が混入しました。その結果、当時の厚生省の発表でも一万二千百三十一名もの赤ちゃんが砒素中毒にかかり、そのうち百三十名が亡くなりました。 ところが、森永の陳情を受けて厚生省が設置したいわゆる五人委員会は、約半年後の十二月十五日に補償金額を死者は二十五万円、患者は一万円と決定し、森永はこれを盾にして被害者救済を拒み続けました。
昭和三十年六月、森永乳業徳島工場で製造された粉ミルクの中に砒素が混入しました。その結果、当時の厚生省の発表でも一万二千百三十一名もの赤ちゃんが砒素中毒にかかり、そのうち百三十名が亡くなりました。 ところが、森永の陳情を受けて厚生省が設置したいわゆる五人委員会は、約半年後の十二月十五日に補償金額を死者は二十五万円、患者は一万円と決定し、森永はこれを盾にして被害者救済を拒み続けました。
その徳島工場で、十月末でですか、全員解雇という問題が出てきているわけなんです。聞いてみたら、四月から六月ごろでしたでしょうか、雇用調整助成金が支給されている工場なんです。雇用調整助成金というのは、ずっと引き続き雇用ができるようにという立場からお金を出して面倒を見てきている。中小企業と大企業の支給の仕方は違うけれども、面倒を見てきている。
○七瀬政府委員 三立電機は、昭和四十二年に徳島工場を設置いたしまして、同工場でただいま御指摘のあった企業の関連企業として、CDラジカセなどを製造してきたわけでございますが、現下の経済情勢のもとで、元請会社の発注停止による工場閉鎖問題をめぐって関係者間の話し合いが行われているというふうに承知いたしております。
私、三立電機の徳島工場に行ってきました。仕事はもちろんですが、技術設計から材料から主要設備、計器類、すべて三洋電機からの貸与ですね。新機種の生産に当たっては必ず三洋から技術指導を受ける。ですから文字どおり、確かに会社としては一応三洋でない形になりますが、完全に三洋の一ライン、組み立てラインそのものなんですね。
私はそこで、少し具体的な実例に基づいて次に伺っていきたいのですが、三洋電機の子会社で三立電機というのがありますが、ここの徳島工場、ことしの春まではパート、下請の方を含めて、関連従業員約五百人というところでした。現在は従業員百六十八人で、CDラジカセの組み立て工場があるのですが、三洋電機がこの十月末で発注を打ち切るということで、工場閉鎖の危機に見舞われております。
○島本委員 そうすると、いままで実際行われていた行政の中では、この産業廃棄物に対する実態の把握が不十分であった、それからこの有害物質としての基準の強化ということに対しても不十分であった、こういうようなことからして、あの六価クロムによる被害はいまでもまだ続いておりますが、最も悲惨なのは、北海道の栗山町から日本電工が徳島県の阿南市の徳島工場へ全部移った、それらの人がほとんど鼻中隔せん孔になっていて、そういうような
それから、現在生産されておりますのは日本電工の徳島工場と日本化工の徳山工場でございます。それらにつきましてはもちろん現行の廃棄物処理法の政令で定めております厳しい基準に従いまして無害化処理をした上で、周辺の環境を汚染することのないような構造の埋立地に安全に処分しておるというのが現状でございます。 〔委員長退席、竹内(黎)委員長代理着席〕
それに加えて改正法では、処理施設の届け出に当たりまして最終処分場を届けることになっておりますが、これまで徳島工場のようなところでは処分場は届けておりましょうか。
ちょうど私の町の中に日本電工徳島工場がございまして、廃棄物処理について数多い私の村の人たちの陳情を受けてまいりました。国会がこのような形でまともに議論ができないまま、調査の案件がいろいろとできないままで過ぎてきたということで、非常に内心じくじたるものがある、こういうようなものであります。
○片山甚市君 これは厚生省の方の御理解を得ておるかどうかわかりませんが、六価クロムに関する新しい公害防止協定というものが徳島工場と徳島県の間で新しく結ばれたということを聞いておりますが、内容は御承知でしょうか。
全部これは北海道の栗山から百三十五人の人が徳島県の阿南の徳島工場の方へ移されましたね。そして優良な設備のもとにやっていれば何でもないということだったけれども、あにはからんや、ほとんどの人が鼻中隔せん孔になっていましたね。そして、そういうような工場の中には、労働基準局長の優秀だという賞状が張られていましたね。行政というのはこういうものなんです。労働者が被害を受け、そしてもう死人まで出している。
これが本年の八月以降大変大きな問題として各方面で論議を呼んだわけでございますが、これはかなり古くから重クロム酸ソーダ等の六価クロム化合物を製造しておる工場がございまして、現時点では日本電工の徳島工場、日本化学工業の徳山工場、この二工場でしか生産されておりませんが、それ以前にはほかの場所で他の工場が生産をしておりました。
またその高等学校の生徒がどの地域に住んでいるかということも問題があるかと思いますし、ただいま御指摘ございましたように、当委員会でも御視察になりました日本電工の工場との位置的な関係というものも考えなければいけないと思いますし、また、それが直ちに日本電工の徳島工場から排出されたクロムによります大気汚染の結果というふうにも、因果関係というものを明らかにするのは、現在の段階では非常に困難ではないかというふうに
私は一つ一つ、これはどうなっている、これはどうなっているということを聞いてもいいが、たとえば日信化学の武生工場で働いていた人、あるいはまた東亜合成の徳島工場で働いていらっしゃった方、しかも、これは作業員三人が、四十七年六月に塩ビモノマーのガスを吸って倒れておる。こういうような事件があっても、その後の追跡調査あるいはそういったことが本省の方で全然わかっていないわけですよ。
また日本電工の徳島工場では、四十五年に事故を起こして、付近住民が大量のクロムを吸い込み、人体被害を起こした。このことは、この委員会でも話がありました。こうしたクロムあるいは塩ビモノマーによる大気汚染について、現在の大気汚染防止法で規制が可能かどうかということを伺いたいのです。
日本電工徳島工場がチャーターした鉱滓投棄船が、四十七年の六月、これは期限切れの三ヵ月前、不法投棄で検挙されております。こういうふうにして、また不法投棄というものがなかなか見つかりにくいものであるということは、海上保安部においては常識になっている問題であります。
今回の調査は、特に瀬戸内海環境保全の問題、三菱石油、水島製油所重油流出事故対策とコンビナート防災対策等に関する問題及び日本電工徳島工場のクロムの問題などを中心に調査を行ったのであります。
それで、今度は松田信日本電工社長の参考意見を伺いますが、栗山工場は四十七年に事実上一〇〇%出資の電工興産に移管され、すべて、この機能は徳島工場の方へ移り、百四名も一緒に移った、こうなっておるのですが、肺がんの発生は昭和三十七年から出ておりますが、四十七年まで十年間、当時からすでにこういうような肺がんの発生がありましたけれども、また鼻中隔せん孔も出ておりますけれども、こうわかったままに徳島の工場へ移転
○田中(覚)委員 時間がございませんので、次の問題に入りたいと思いますが、日本化工の徳山工場と日本電工の徳島工場は、日本のクロム製品を集中的に生産をしておられるわけでありますが、この両工場については、労災上も、そしてまた公害環境的見地から見ても、全然、問題のない工場である、こういうふうに受けとめてよろしゅうございますか。
この徳島工場の設備については、これは社長の方から出された資料ですけれども、これによりますと、世界的技術水準の設備を設置しており、作業環境についても十分な整備に努めております。さらに緑化、環境の改善等、地域社会等に云々と、ずっと書いておりますが、世界的な完全な十分なる設備、これを完備してある、こういうようになっているのであります。
東亜合成徳島工場、南海化学土佐工場、大阪曹達松山工場、東亜合成坂出工場、日本電工徳島工場、東洋電化、神戸製鋼高知工場、東京製鉄高知工場、土佐電気製鋼、宇治電気化学、三菱化成、住友鉱山佐々連工場、大王製紙川之江工場、東洋テックス高松工場、丸善石油松山工場、日本セメント土佐工場、大阪セメント高知工場、以上でございます。
それからもう一つ、同じく東亜合成化学工業の徳島工場——この坂出、徳島いずれも電解法によります苛性ソーダを製造いたしておりますが、二十九日に漁民の決起大会がある予定でございまして、その場合の混乱を避けるという意味合いにおきまして、二十九日の午前十時から三十日の午前十時まで二十四時間操業を停止するということを会社のほうできめております。
この事件は同年の六月ごろより発生していたものと思われますが、岡山大学医学部の究明によりまして、原因が森永乳業徳島工場で製せられましたドライミルクであるというふうに判明いたしまして、その結果に基づきまして厚生省がこの事件を県より報告を受けたのが八月二十四日、こういうことでございます。
森永徳島工場ドライミルクMFが秋田の由利郡矢島町で二十四個販売されていた。そこで、秋田の県衛生研究所では矢島で販売されたドライミルクMFの中から砒素を検出、県衛生部公衆衛生課に報告した。
それで海洋投棄しておるわけですが、現在、三井東圧の名古屋、泉北工場、それから信越化学の直江津工場、あるいは東亜合成の徳島工場、旭ペンケミカルの千葉工場、山陽モノマーの水島工場、日産石油化学の千葉工場等は海洋投棄しておるわけですが、これはどこに海洋投棄しておるのか、おわかりでしょうか。また、こういう毒物を海洋汚染防止法ができるまでほおっておいていいのかどうか、この点お聞きしたいと思うのです。
問題をしぼってお伺いしたいと思うのですが、それは、工場、事業所の統廃合等の問題でありますけれども、この「中期計画」の内容を見ますると、「拡充計画」の(2)でありますが、「新工場の建設」、これは、函館工場、盛岡工場、金沢工場、臼杵工場、それから高松、徳島工場――これは合併、新工場設置ということになるのだと思いますが、それから新東京工場、北関東工場、大体こういうものが一応予定されておるようでありますね。
当然衛生当局者等によりまして原因究明が進められたわけでありますが、約二カ月後の八月二十日に岡山大学で死亡児の解剖結果、砒素中毒によるものということが判明いたし、さらに三日後に森永乳業の徳島工場製の粉ミルクから砒素化合物が検出されまして、中毒原因の毒物と被害との結びつきが明らかになりましたので、またしかも衛生当局の告発も当然予測されましたので、八月二十九日に強制捜査を行なっております。
○恩田説明員 この一番初めの福島県の研究所の分でございますが、MNというのが——MFというのが前に徳島工場でありましたが、MNというのが福島工場の記号になっております。その次の七というのは、五七年の七になっておるわけでありまして、次の二というのは二月、二一と申しますのが二十一日、それからAというのは、一回、二回、三回と分けて作ります場合の一回目の製品、こういうことでございます。
だから単なる不良品程度のものではないわけなのですから、こういう点に対してはかっての森永の徳島工場における粉乳事件という事例もあるのだから、厚生省としては、もう少し積極的に責任のある行動が必要だったと思うのです。部長は就任早々だというお話ですが、この点に対しては、その後の経過等に対してもう少し具体的な説明をお願いしたい。
○芳賀委員 この問題に関連して、かつて森永の徳島工場で粉乳の砒素事件というのがあって、それは厚生省でも知っておりますね。