2003-02-06 第156回国会 衆議院 憲法調査会最高法規としての憲法のあり方に関する調査小委員会 第1号 大正天皇は、御承知のように、非常にお小さいころ病弱でございまして、元老の山県有朋や松方正義らは事態を憂慮しまして、もう一人親王をもうけてほしい、そのためには若い側室を置くように説得してほしいということを侍従長の徳大寺実則に伝えました。徳大寺は、さすがに自分で直接天皇陛下に申し上げるのは遠慮しておられまして、宮内省の編さんした「明治天皇紀」にはこういうふうにあります。 高橋紘