2020-01-17 第200回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第1号
実際に、あのイージス艦「あたご」と清徳丸がぶつかったときに、実は乗組員の充足は七〇パーでした。七〇パーのゆえに、正規の手続ではなく応用でこういう監視業務をやってしまった結果としてああいう事故が起きたと当時の海上自衛隊は反省しました。 やはり今、航空機の場合は一二〇%いないと運用できませんけれども、船は七〇パーでも動いてしまうという現実。
実際に、あのイージス艦「あたご」と清徳丸がぶつかったときに、実は乗組員の充足は七〇パーでした。七〇パーのゆえに、正規の手続ではなく応用でこういう監視業務をやってしまった結果としてああいう事故が起きたと当時の海上自衛隊は反省しました。 やはり今、航空機の場合は一二〇%いないと運用できませんけれども、船は七〇パーでも動いてしまうという現実。
十一月十五日午前九時三十五分ごろ、石川県能登半島の北西約二百三十三キロの大和堆周辺海域で、日本漁船第三十八正徳丸と韓国漁船三〇八八ムンチャンが衝突した旨、付近を航行する日本漁船から当庁に対し、無線による通報がありました。 当庁では、直ちに巡視船四隻及び航空機二機を発動して救助活動に当たり、日本漁船の乗組員八名及び韓国漁船の乗組員十三名全員にけがなどがないことを確認いたしました。
例えば警察庁長官は、中国製冷凍ギョーザへの薬物混入についての出席説明、増田防衛事務次官は、海上自衛隊のイージス艦「あたご」と漁船清徳丸の衝突事故に係る防衛省の対応について出席説明。 以下のように、次官級だったら出席しないという理屈は成り立たないというふうに思うんですけれども、これは、当委員会というのは、次官級審議官というのは呼べないというたてつけになっているんですか。
「あたご」と清徳丸がぶつかったとき、乗組員の充足率の低さということも大きな問題になりました。潜水艦は二十二隻体制、護衛艦は五十四隻体制に増やすといっても、実際、人がそれに応じて増えている状況とは言えません。 二十九年度予算では、ここの法案に載っていないような新たな部隊が多くつくられます。
○国務大臣(小野寺五典君) 護衛艦「あたご」と漁船清徳丸の衝突事故については、平成二十年二月十九日に発生したものですが、原処分については、横浜地方海難審判所より、護衛艦「あたご」に避航義務、避けるという義務があるという裁決が平成二十一年一月三十日に確定し、当該裁決に基づく事故調査報告書等を踏まえ、平成二十一年五月二十二日付けで懲戒手続がなされたものであります。
過去のいわゆる護衛艦と漁船が衝突した事案で、主なものとして、護衛艦「あたご」と清徳丸の衝突事案というのがございました。このときは、発生から送致まで、四カ月と五日かかっております。現在が二カ月半ぐらいになっておりますので、そういうものが一つの目安にはなろうかと思いますけれども、現時点で特定の期日というのは申し上げられませんが、できるだけ急いで捜査をしてまいりたいと考えております。
それから、今度は「あたご」の判決についてですが、五月十一日に横浜地方裁判所が、イージス艦の「あたご」と漁船の清徳丸の衝突事故をめぐる判決で無罪を言い渡しました。争点は航跡でありまして、裁判では、海難審判と検察が前提としております証拠に誤りがある、そして、検察、海難審判側が描く漁船の航跡図そのものを否定して、これをずさんな捜査であるというふうに批判いたしております。
ただ一方で、今回の「あたご」と清徳丸の衝突事案につきまして、これ充足率が足りてないから起きたんだというふうな直接的な因果関係というものを私たちは妥当であるというふうに考えているわけではございません。
この案件は、平成の二十年二月十九日に護衛艦「あたご」とそれから漁船の清徳丸が衝突を起こして、実際に二名の船員の方が亡くなられたという非常に痛ましい事件ですから、これをまた蒸し返すのは非常に心苦しい話ではあるんですけれども、実際この判決の中では、検察が言っていたことあるいは海上保安庁が出していた航跡図等々に関して、非常にこれは証拠の評価を誤ったという形で退けているわけなんです。
公判では、清徳丸の僚船の乗組員が事情聴取の際にかいた清徳丸の位置関係を示す略図などを後に海上保安官側が破棄していたことが発覚。後潟被告は、公判前整理手続では図は存在しないなどとうそをつき、乗組員が証言した後は手のひらを返したように、あったけれども捨てたと、こういうふうに変えていると。
やっぱり自衛隊の方も、「あたご」と清徳丸の衝突事故があって、いろんな犠牲を出して、その反省もあり、例えば石破防衛大臣は、この事故以降も毎年、初盆はお参りに行かれている。それはまた一つの政治家の姿だと思います。やっぱりそこは、政治家として本当に命を守りたいと言われ、そして命を預かる、守る集団であれば、その指揮監督をつかさどる政治家は、私は考えがあっても、それを行動に移してもいいと思います。
真っ暗やみの中でも映るという、かねて清徳丸が千八百メートルの海底に沈んだときに映し出したあれでございますが。これも、この前そんな話をしておりましたら、千葉県のお医者様から、いや、実はそうなんだと。お母様のおなかの中の胎児ですね、胎児の治療をする。そのときに、お母さんのおなかの中だから真っ黒ですよね。だから、極めて強い照明を当てないといけない。照明を当てると、赤ん坊、胎児の目がやられるんだと。
○森本委員 私も、現場でやっておるともう少しわかると思うんですけれども、非常に難しいなと思うのは、「あたご」と清徳丸の事故から、漁船は二十七から四十メガヘルツの無線、大型船はVHF、これは国際VHF無線。これは連携はなかなかとれないんですよね。連携というか連絡はとれないし、AISも非常にいい機能であるけれども非常に今高いという話もありました。
○岩崎政府参考人 「あたご」の事故が起こった海域でございますけれども、あれは少し沿岸から離れておりましたので、私どもの海上交通センターで、「あたご」の船が今どう走っているか、あるいは清徳丸がどう走っているかというのを、仮にAISが積まれていても、そこに対する監視ができるというエリアからは外れておりました。
特に、補給艦「ときわ」の給油量取り違え事案を初め、補給艦「とわだ」の航泊日誌誤破棄事案やイージス艦機密情報の持ち出し、護衛艦「しらね」の火災事案、さらにはイージス艦「あたご」と漁船清徳丸の衝突事故等々、海上自衛隊の不祥事や事故が目立ちます。
例えば、昨年イージス艦と第五清徳丸ですか、ぶつかって清徳丸が千八百メートルの漆黒の海底に沈んだときに、NHKが開発した超高感度カメラが千八百メートルの海底の模様を映し出しました。もう随分前の話ですが、函館空港の日航機のハイジャック事件のときのあの真っ暗な空港での飛行機を映し出したのもNHKの超高感度カメラと聞いております。
護衛艦「あたご」と漁船清徳丸の衝突事故につきましては、防衛省の艦船事故調査委員会におきまして、捜査当局による捜査にも十分配意しながら、まさに事故原因の究明それから再発防止策について必要な調査を実施しておるところでございます。 この中で、御指摘のARPA、自動衝突予防援助機能、これの作動状況につきましても、このような調査の中で事実関係をまとめたいと考えておるところでございます。
私の今日の質問は、平成二十年度の防衛白書でも指摘されておりますとおり、給油取り違え事案、航泊日誌の誤破棄事案、また「あたご」と清徳丸の衝突事故による事案、こういう問題が平成二十年度版の防衛白書においても文民統制にかかわる極めて重大な問題だというふうに記述されております。
このもとで、海上自衛隊のイージス艦「あたご」による漁船清徳丸への衝突事件、海上自衛隊特別警備隊の徒手格闘訓練での死亡事件など、防衛省・自衛隊にかかわる事件が繰り返されていることは重大です。 昨年の審議の際にも、海上自衛隊による給油隠ぺい疑惑、守屋前防衛事務次官の軍事利権疑惑など、法案審議の前提が問われました。
まず、本年二月に発生をしたイージス艦「あたご」と漁船清徳丸との衝突沈没事件について聞かせていただきます。 イージス艦「あたご」には、衝突しそうになる船がある一定のエリア内に入ってきた場合に、レーダー上に危険という表示が出、そしてまた鳴動音が鳴るという、ARPA機能という機能がレーダーに備わっていたということでございますが、間違いないでしょうか。
しかも、この資料は、私が要求した資料そのものではなく、その途中の資料でございまして、私が要求したのは、ことし二月十九日のイージス艦「あたご」と漁船清徳丸の衝突事件のときに、「あたご」にはOPA—6Eというレーダー指示器がついていて、そのレーダー指示器にはARPAという自動衝突予防援助機能がついていた。
に本法案に賛成でございますので、その線で質問をさせていただきたいというふうに思いますが、今回の法律案では、緊急消防援助隊の機動力の強化等のために、都道府県知事が都道府県内において他県などから来た緊急消防援助隊の部隊移動を行うことを可能にし、また、そのための調整本部を設置することができるということが盛り込まれているわけでございますが、しかし、十三年前の阪神・淡路大震災、そして今年二月のイージス艦と清徳丸
被害者である漁船清徳丸の行方不明となられた吉清さん親子、御家族の方々、捜索活動に当たられた地元の漁業協同組合の方々への補償の問題についてでございます。
清徳丸は昨年千八百万円かけて新しいエンジンを購入し、そのローンの支払いが始まったばかりだと聞いております。生活の糧を断たれた病気がちの奥様、そして娘さんということで、大変厳しい状況に吉清さん親子は置かれているというふうに聞いておりますが、この吉清さんの奥様そしてお嬢様の御家族の置かれた状況について防衛省は把握をしていらっしゃるかということをまず教えていただきたいと思います。
委員御指摘の清徳丸を改修した際のローンの支払い等の件につきまして、御家族から直接伺っているわけではございませんけれども、委員御指摘のとおり、御一家のいわば大黒柱の方が行方不明になっておられるということで、御家族の生活に大変御苦労が多いものと拝察申し上げているところでございます。
海上自衛隊のイージス艦「あたご」と漁船清徳丸が二月の十九日早朝に衝突事故を起こしてから二か月以上がたっているわけであります。 そこで、このことについて少しお聞きをしたいと思いますが、自衛艦「あたご」と漁船が衝突をするその前の段階で、私たちは素朴な疑問として持っているものがあります。というのは、この高度文明社会の中ですので、「あたご」からレーダーで漁船の映像をとらえている。
また、今申しましたように百トン未満の船舶は設置義務ございませんので、この清徳丸につきましては設置義務はございません。なお、清徳丸につきましては当該VHF設備は設置していなかったと聞いております。 したがって、今申しました義務の範囲とそれから事実の話でございますけれども、もちろん、自発的に、任意に、今国際VHFを付けるといったことは十分あり得ようと思っております。 以上でございます。