2012-08-20 第180回国会 参議院 行政監視委員会 第6号
先日、私も現地を視察させていただきましたが、循環器病棟では、人工呼吸器を付けた小さな子供がベッドの上に横たわり、その脇に御両親が付き添うという姿が何組も見られました。ICUでも、先天性の心臓疾患の子供が治療を受けていました。お母さんのおなかにいるときからこの病院にやってきて、生まれた直後に手術を受ける。その後数か月の間に何度も手術をして幼い命をつなぐそうであります。
先日、私も現地を視察させていただきましたが、循環器病棟では、人工呼吸器を付けた小さな子供がベッドの上に横たわり、その脇に御両親が付き添うという姿が何組も見られました。ICUでも、先天性の心臓疾患の子供が治療を受けていました。お母さんのおなかにいるときからこの病院にやってきて、生まれた直後に手術を受ける。その後数か月の間に何度も手術をして幼い命をつなぐそうであります。
ここでは消化器病棟、循環器病棟ですが、毎日一、二例の食道がんとか肝臓がん、膵臓がんの手術が必ずあるそうであります。そうすると、手術があると、その日は、看護婦さんはまくら元に一人ずつと立ちっ放しで立っていなければいけないそうですね。頭床看護というのですか、ちょっと私、言葉を忘れましたけれども。そういう状況なんですね。
これはもと結核で有名なところですが、福岡東病院の循環器病棟、ここを調べてみました。夜勤に入った者は十名です。月平均十二・四日やっているんですよ。全員が十一日以上やっております。月に十二・四日といいますと、まず半分やっているということですね、働くのは二十四、五日ですから。こういう非常にひどい状況なんですよ。