1947-10-31 第1回国会 衆議院 国土計画委員会 第20号
あるいは水害復舊事業費に對しては、地方財政の現状に鑑み、全額國庫補助をせられたい。以下十七項目にわたつて要望いたしておるのでありまして、どうか本件につきましては十分この事情を了とせられまして、この請願を採擇あらんことをお願い申し上げます。
あるいは水害復舊事業費に對しては、地方財政の現状に鑑み、全額國庫補助をせられたい。以下十七項目にわたつて要望いたしておるのでありまして、どうか本件につきましては十分この事情を了とせられまして、この請願を採擇あらんことをお願い申し上げます。
先ほど陳情書を皆様方にお配りしてありますので、これを読んでいただければ大體御了解願えると思うので、あまり長くなりますから申し上げませんが、非常に經済的に困つておるところでありながらも、國家のために尽しておる縣民のこの心情、及びまた荒廢しておるところのこれを復舊しまして、より以上國家の缺乏しておる食料問題に對して全力を傾注するような状態にしていただくことを、ひたすらお願いするために、ここに復舊事業費補助金増額
それに對する所見、竝びにただいま説明されたのは約二億そこそこのようでありますが、内務省關係の土木復舊事業費として要求されておるのは、たしか十四億三千萬圓の要求が出ておるはずであります。これまた緊急にやらやければ、非常に事業の阻害を來すのであります。
その理由とするところのものは、今次の水害による復舊事業費は一億四千萬圓の多額に達し、うち應急対策費のみについても、二千三百萬圓を算するのであるが、宮城縣財政の現状は、大節減をはかりたるにもかかわらず、極度にその逼迫を告げているのであつて、しかも今後人件費のやむを得ざる増嵩と、物價事情の推移に伴う経費の自然増加のみにしても、一億二百萬圓の財源を必要とせられるのである。