1948-05-28 第2回国会 衆議院 水害地対策特別委員会 第8号
しかしそういう御説明は伺わなくてもわかりきつていることであつて、そういう御説明でなくて、この水害復舊事業がいかに必要であるかというようなことも、あらためて言うまでもなく耳にたこができるくらいお聽きになつているだろうと思う。だから理由はともかくとして私は結論としては熱意が足りない。
しかしそういう御説明は伺わなくてもわかりきつていることであつて、そういう御説明でなくて、この水害復舊事業がいかに必要であるかというようなことも、あらためて言うまでもなく耳にたこができるくらいお聽きになつているだろうと思う。だから理由はともかくとして私は結論としては熱意が足りない。
○政府委員(藤井丙午君) すでに遞信當局の方から詳しく御説明があつたと存じまするが、御案内のように、この戰災復舊等、遞信關係事業におきましても、本年度におきまして百八十二億というような厖大な建設事業、復舊事業をしなければならんというような事情にございまして、一方財源關係におきましては、これ亦すでに御説明があつたと思いますけれども、なかなかこの建設資金の財源の捻出ということは非常に問題でございまして、
一、治山治水事情の促進 二、災害復舊事業の促進 三、河川維持管理の實情 四、水防の強化と河川愛護の普及徹底 五、河水統制の調査竝びに施行 六、以上の諸事業に對する豫算及び資材の檢討 七、以上の諸事業に對する行政組織及び法令の檢討 これらに對しさきに委員長に對し中間報告をいたしました。
すなわち一、水害復舊事業を速急に實施願いたい。二、北上川本本流竝びに支流等のダム工事その他支川の治水工事等について恆久的對策に萬全を期せられるようお願いいたしたい。三、治山治水の根本對策の萬全を期せられるようお願いしたい。 四、水害復舊及び治水治山事業の經費は全額國費をもつて支辯お願いしたい。
本請願の要旨は、内務省の解體に伴いまして、農林省所管の森林治水事業の一部である荒廢林地復舊事業及び災害防止林施設等の業務を、砂防法による砂防事務と合せまして、森林を所管する官廳以外に移管しようとするやに聞き及ぶのでありますが、砂防行政は森林經營と不可分の關係を有しますので、他への統合は同意できないのであります。
○笹山政府委員 農林省の現在所管しております荒廢林地の復舊事業、あるいは災害防止林、これを他の省に移管するという考えは、今のところ政府部内にはありません。また從來内務省が所管しておりますところの砂防行政、主として下流の砂防でありますが、これを農林省に移管するということにつきましては、いろいろ關係もありまするので、なお愼重にひとつ研究してみたいと思います。
つきましては、補助金を交付して、もつて明年の植付期までに復舊事業を完成されたいというのであります。どうぞ滿場一致本案を御採擇あらんことを切望する次第であります。
あるいは水害復舊事業費に對しては、地方財政の現状に鑑み、全額國庫補助をせられたい。以下十七項目にわたつて要望いたしておるのでありまして、どうか本件につきましては十分この事情を了とせられまして、この請願を採擇あらんことをお願い申し上げます。
例年の耕地復舊事業といたしまして、大體所要全工事率の大體二割五分から三割五分見當のものしか、初年度においては實行できないというのが從來の實例であるのであります。從いましてわれわれは、可及的に資材勞力等の事情の許す限り、災害の復舊工事も進めてまいりたいというふうな考えを懷いておる次第であります。
よつて政府はかくのごとき自然に惠れず、かつ自力更生の資力少き鳥取縣の災害復舊事業、特に砂防工事を主とする治水と治山事業の急施及び河川道路橋梁等、諸土木事業の急速改修等に對しては切に特別の注意と配慮とをいたされ、もつて鳥取縣民の多年にわたり、苦しみつつあるこの根強き風水害苦を、できるだけ早く取り除き、不幸なる縣民の生活苦を救われんことを願望してやまない次第であります。
すなわち公共安定事業であるとか、あるいは災害復舊事業であるとかは優先的にやむを得ずやつて、それ以外のものは後順位に落していく。全體の需要にどうしても應じ切れませんためにさようなことをいたしておるのであります。
先ほど陳情書を皆様方にお配りしてありますので、これを読んでいただければ大體御了解願えると思うので、あまり長くなりますから申し上げませんが、非常に經済的に困つておるところでありながらも、國家のために尽しておる縣民のこの心情、及びまた荒廢しておるところのこれを復舊しまして、より以上國家の缺乏しておる食料問題に對して全力を傾注するような状態にしていただくことを、ひたすらお願いするために、ここに復舊事業費補助金増額
安定本部におきまして、あらゆる建設的の應急復舊事業に關してとりました方策といたしましては、御承知のように、内閣に災害復舊對策委員會を設けまして、これは各省の次官、局長が委員であります。それによつて各省で施策いたしましたものを、綜合的に檢討いたしまして、いささかも矛盾がないような仕組にいたしたいという目的であります。これは九月二十三日にできました。
耕地の荒廢いたしましたものに對する復舊の問題でございますが、先ほども申し上げましたように相當多額の費用がかかるわけでございますが、これにつきましては從來各水害においてとりましたと同樣に相當高率なる國庫補助をもつて復舊事業を進めていかなければならないだろう、なお應急の措置といたしまして、國庫補助が出るまでの間金融という途も考慮しなければならないであろう、なおこれに對應する資材の問題についても別途安本の
○山崎(岩)委員 水害の問題については、先ほど矢野さんからも質問があつたのでございますが、いろいろ水害復舊について運輸省で御苦勞なすつていることは、私ども認めておるのでございます、それで政府の事業といわず、地方の公共團體の事業と言わず、いろいろ復舊事業の點についていて成績をあげて進捗しておりますものは、ひとり運輸省の事業關係であると私は斷定することができる。
從つて皆さんの御審議によつて御決定を願いたいと思いますが、政府といたしましては今御指摘の當面の水害地の復舊事業に對しては、何を措いても復舊をいたしまして、水害以前の良田に還るように全力を擧げなければならんと考えております。これは勿論のことであります。
それで目下復舊事業といたしましては、東京鐵道局につきましては線路工手を主體といたしまする關係從事員五千人、竝びにこれに人夫を五千人動員いたしまして復舊に努力いたしておるわけであります。その他名古屋、新潟、仙臺等につきましても同樣で、大體一應復舊になるまでには、この表にございますように約二十萬人以上の總延人員を必要とするのじやないかと考えておるわけであります。
それに對する所見、竝びにただいま説明されたのは約二億そこそこのようでありますが、内務省關係の土木復舊事業費として要求されておるのは、たしか十四億三千萬圓の要求が出ておるはずであります。これまた緊急にやらやければ、非常に事業の阻害を來すのであります。
なお資材に關しましては、セメント等はでき得るならば、その事情を具申いたしまして、司令部等にも了解を得て、東北、殊に水害地帶における復舊事業については、資材方面においても全力を盡すのが至當ではなかろうか、かように考えております。
先刻秋田縣の陳情團に對して、自分はもはや内務大臣としてすることがないとお話になつたことは、これは御じようだんでありましようが、しかしわれわれからみますれば、この内務省の空白時代ということは、この治水復舊事業に對しての熱意を缺いておる。内務大臣自體があまり深く御研究にならず、國土局長の責任においてこれを任しておるというようなことでは、まことにわれわれは心細く、信頼ができないのであります。
尚土木事業として通したものの中、これは委員長などの最も關心のある問題ですが、災害を防ぐための建設的な土木事業と災害の後片づけの復舊事業の比率とがどういうふうにして來たかということの報告を併せて求めて置きましたので、近い將來にそれらの報告が參ると思いますが、それらの資料を一つ各委員の方々は根本的に御檢討されることを希望いたします。
いかなる範圍を一體この農林關係復舊事業と考えているか。 それからさらにその分配の基準でありますが、内務省の土木工事關係の資料は、比較的われわれの考えているところの東北五縣における損害の率と、數字的に具體的にはわかりませんけれども、われわれの印象的なものと比較的一致しておりますが、この農林關係復舊工事において割當てられた額というものは、損害の實體に對してこの分配の基準というものは明らかでない。
たとえば耕地を復舊するにいたしましても、あるいは農機具であるとか、あるいは木材であるとか、ボルトであるとか、釘であるとか、そうした物を至急に送つてもらいたいということ、それから全額國庫負擔で一切の復舊事業をやつてもらいたいということ、すなわちこれまで政府においてやりまする事業というものは、先に金が渡されないで、いつでも後になつて金が渡される。
水害復舊事業、同應急事業及び河川改修事業等の所要経費については、九割ないし全額の國庫補助金を支出せられるか、またはただちに強力な地方財源を供与せられるよう、特段の配慮をしてもらいたいというのが、第一の要求なのであります。