1949-05-13 第5回国会 参議院 農林委員会 第17号
ところが先程お話が出ておりますように、油糧公團といたしましては相当多額の輸入資金を要しまして、これを貿易廳に拂わなければならんという関係で対貿易廳に対する決済の未済が非常に沢山残りまして、而も一方におきましては、復興金庫等からの借入金については枠があつて容易に拂えない。
ところが先程お話が出ておりますように、油糧公團といたしましては相当多額の輸入資金を要しまして、これを貿易廳に拂わなければならんという関係で対貿易廳に対する決済の未済が非常に沢山残りまして、而も一方におきましては、復興金庫等からの借入金については枠があつて容易に拂えない。
○政府委員(三堀參郎君) 復興金庫等からの借入れがスムースに参りますれば、それがお話のごとく、いわゆる取引の筋ではあろうと思いますけれども、それが非常に狹められますので、こういう方法になつたと、こういうふうに私は思います。
ことに復興金庫等におきましては、相当整理の段階に入つて参ることになるのでありまして、相当な人員は整理してもさしつかえないのではないかと考えております。また庶民金庫でありますが、庶民金庫は現在の庶民金庫のほかに恩給金庫を合体いたしまして、新しく國民金融公社となるわけでございます。
今後水産に関する設備資金をいかなる方法によつて融資せらるる御意向であるか、また復興金融金庫等が実質上機能を失うといたしました場合に、原始産業の復興と振興のために、農林漁業復興金庫等の特殊の金融機関を設置せらるる計画を持つておらるるかどうか、まずこの点から伺いたいと思います。
目下のところ中央金庫等を活用いたしておりまするが、將來の問題として、長期、中興短期の資金の元をどうするかということについて、お尋ねの農林復興金庫等の設立については金融制度の問題と睨み合せて目下鋭意研究をいたしておる最中であります。(拍手) 〔國務大臣泉山三六君登壇、拍手〕
第一点は、農業金融の根本を考えて、政府は農業復興金庫等のような、根本的な金融機構を確立する意思がないかというようなお話でありました。
從つてわれわれは今まで、農業復興金庫等、別に金融機関を設置いたしまして、急速に災害その他の土地改良等に要する資金なり、また補助の面の増額を要求してまいりましたが、政府ははたしてこの方面に対しまして、いかなる考えを持つておられるか、以上耕地関係については、南海地震等を中心にいたしまして質問する次第であります。
これは非常に暫定的な措置でありましたが、尚十分効果を挙げたとは申しかねるかも知れませんが、農業手形の制度を実施いたし、更に農業復興金庫等につきましても、実は農林者の案を今閣議で検討中でありまして、幸い成案ができますれば、この案によつて、今農業の、再生産の上で一番緊急な問題の一つでありまする農業金融を根本的に処理して参りたい、こういうようなつもりであります。
しかしこれは先ほど申しましたような農業会の解体、協同組合の完全なる機能の確立をせざる状態、及び特に農村課税における影響等が重なつた際にとつた方法でありまして、恒久的な金融としては、すでに御承知のように原始産業でありまする農業、あるいは水産、あるいは林業等を含めました農業復興金庫等の処置を考えまして、これを政府は立案して目下檢討中でありまして、この制度があるいは農業復興金庫という名前で発足をいたしますか
從いまして、ただいま緊急に何らか処置をしたらどうかというお話でございますが、先ほどお答えをいたしましたように、農業復興金庫等の処理によつて、基本的な金融を考えますと同時に、その案ができまするまでのつなぎとして、適当な方法を考えたいと思つております。
併しながらこれらの金融額を以ていたしましては、到底十分でありませんので、政府におきましては、この根本対策といたしまして、特に原始産業でありまする農業、水産、林業等につきまする農業復興金庫等の措置を取りたいと思いまして、その具体案を鋭意考究中であります。以上お答えを申上げます。(拍手) —————・—————
さらに第二の方法といたしましては、目下政府において農業復興金庫等諸種の立案を急がせまして、適当にこれを実施したいと考えておるわけであります。さらにその他の方法によりまして、農村の金融の逼迫については、できるだけの処置を講ずるつもりであります。なおこれらのことにつきましては、いずれ適当な機会に私から発表いたします。
こういうのでありまするが、この面におきましても現在復興金庫等においては、赤字融資というようなことをやつておるが、この赤字融資を打切つても、この災害復旧の方へまわすことができるのじやないかと考えておりますし、また地元の資金の借入れの問題でありますが、これは今日農業会等がすでに閉鎖されることになるので、相当困難であるが、地元の農民から個人的に一時、これは一人々々借るというわけでないが、何らかの方法をもつて
しかも、本予算を拝見いたしますと、貿易資金並びに復興金庫等の生産的政府出資金までも税で賄おうとしておられるのでありますが、かくのごときは、國民経済の現実を無視するとともに、理論的にも現下の國情に適合せざる形式的な健全財政と申さねばならぬのでありまして、これらの貿易資金、復興資金並びにその他の厖大なる特別支出は、その年度の國民所得において賄うにはあまりにも厖大でありまして、負担過大でありますがゆえに、