1947-08-28 第1回国会 衆議院 農林委員会 第17号
そうは申しましても金融面が非常に重大なる役割をなすことは當然でありますので、この法案が通過し、農業中央金庫等がどう改組されるかという諸點については、いわゆる農業復興金庫と申しますか、あるいは第二中央金庫と申しますか、名前は今ここに申し上げることはできませんが、いずれ農村全般にわたる大きな國家的金融機關を設けて、農村の金融に對しては相當便宜を與える、こういうことはわれわれは別個の點に考える。
そうは申しましても金融面が非常に重大なる役割をなすことは當然でありますので、この法案が通過し、農業中央金庫等がどう改組されるかという諸點については、いわゆる農業復興金庫と申しますか、あるいは第二中央金庫と申しますか、名前は今ここに申し上げることはできませんが、いずれ農村全般にわたる大きな國家的金融機關を設けて、農村の金融に對しては相當便宜を與える、こういうことはわれわれは別個の點に考える。
和歌山市はこれまた皆さん御承知の通り、全國の中小都市の中でも、最も爆撃による被害を受けたところでありまして、和歌山市の復興の中心として工業が取上げられ、またその工業をさらに飛躍的に發展せしめるという觀點から、せつかくある工業専門學校でございます。
惡くないからしてどうこうということでなしに、そういう敗戰國である日本が經濟を復興して行くのには、一部の闇成金やブローカーを除いては全部いわゆる赤字の財政である今日においては、お互に辛抱して行かなければならんじやないか、こういうことを申上げたのであります。
勞働者を設置することは、勞働省設置法案の第一條にございます通り、勞働者を社會的地位を確保すると同時に、その勞働條件を維持改善する、更に後段において、かくすることによつて産業の復興を圖り國民生活の安定を圖る、こういうことが勞働省設置法案の第一條の目的であります。從つて今御質問中に御述べになつた御意見については、私全然御同感でございます。
復興金融金庫法の一部を改正する法律案を議題といたします。委員長の報告を求めます。財政及び金融委員長北村徳太郎君。 [北村徳太郎君登壇]
すなわちこの際、内閣提出、復興金融金庫法の一部を改正する法律案を議題となし、委員長の報告を求め、その審議を進められんことを望みます。
輸出産業になるというようなものに対しましては、できるだけ外国の模様をも知らせましたり、その他金融のことにつきましても、あるいは産業復興営団とか、そういつた方面に対しまして、その輸出品の有望性というようなことを表明いたしましたり、そういつた方面の助長援助、協力といつた方面に対しまして、できるだけの協力をいたしております。
以上四つのことは日本の再建のために、日本の經濟復興のために、電力のもつと重要性に鑑みまして、これはひとり政府及び企業家の問題であるに止まらないものでありまして、國民全體が電力確保のために積極的に危機突破運動として展開していかなければならない問題であると信ずるのであります。
關する陳情(第五十二號) ○インフレ防止に關する陳情(第七十 一號) ○金融機關再建整備法の一部を改正す る法律案(内閣提出、衆議院送付) ○勞働者災害補償保險特別會計法の一 部を改正する法律案(内閣提出、衆 議院送付) ○大藏省預金部等の債權の條件變更等 に關する法律案(内閣送付) ○電氣税復活反對に關する請願(第四 十三號) ○會計檢査院法の一部を改正する法律 案(内閣送付) ○復興金融金庫法
例えばまあ一々具體的に申しませんが、復興金融金庫債券の利廻りと或いは社債の利廻り、そういう利廻りよりも株式の配當率の方が低い。低い所に押附けてしまうというようなやり方をしておつて、産業資本の蓄積或いは株式の民衆化というようなことが行われる筈はないと思うのです。それで金利關係について十分な御檢討を願いたいと思うのです。
○政府委員(福田赳夫君) 産業資金の規正と申しまするか、これにつきましては、産業資金を供給する機關といたしましては特に復興金融金庫というものがあるのであります。それからその外に一般の市中金融機關、この二つの仕組があるわけであります。
これは立法府も政府も協力して、國家の公債の資金の吸收にあたらなければならぬと思うのでありますから、あえてお尋ねいたしませんが、ただ一點矛盾のあることは、復興債券は一箇年の期限である。しかも復興金融金庫は三箇年間存續する。しかも日本の荒廢に歸しておる産業界を囘復するためには、三箇年間では囘復しません。繼續しなければならぬところの機關である。
○河井委員 それから復興金融金庫の改正の原本の法律も、ひとつ出していただきたいと思います。増資の點ばかりでなく、復興金融金庫法がありますればお願いします。
○西村(榮)委員 復興金融金庫の問題につきましては、新しく増資をするとともに、復金の將來についてはきわめて厖大な機構と機能をもつであろうということを豫想いたしまして、私はこれを過去の業績に照らして根本的な檢討を加えたいと思うのであります。
ところでさらに七月三十一日にああした發表がなされ、おそらく海外までも傳えられたことと思うのでありますが、その後二週間にして自由貿易が開催され、今日までいろいろと日本の輸出に關する問題が各地に行われつつあるのでありますが、海外よりの情報を司令部について伺いますと、アメリカその他各國より日本の絹に對する需要は相當廣汎に復興しつつあるように考えられるのであります。
こんなふうにお話がありましたが、私は蠶絲業の問題に關しまして、先般この委員會におきまして、すでに政府は蠶絲業の復興五箇年計畫を樹立いたしまして、その後著々その線に向つておられることと思いますが、これに關しまして先般責任あるお答えをいただくようにお願いしておつたのですが、今もつてその問題については政府の御答辯がないのでありますが、こういつた蠶絲業の五箇年計畫であるとか、あるいはいろいろ農林省におきまして
次は陳情第二十一號、六月十八日受付でございますが、石炭生産確保に關する陳情で、陳情者は全國石炭復興會議副議長名で陳情しております。内容といたしましては、六月七日開催された全國石炭復興會議第五囘の全國委員會の結果決議されました石炭の生産確保に關するところの聲明書が大體内容になつております。
それは一般公共事業費の中に戰災都市復興とか、住宅建設とか、開墾とか、そういつたものと、災害復舊に充てるものと、二つにわけてみたのであります。だから、これにはありません。
○高野政府委員 住宅の復興の資材につきまして實は今まで國庫補助の分の公共事業費だけの資料を全部集めておりましたけれども、戰災復興院關係からの報告がありませんので、至急取調べて最近の機會に御報告し、それから併せてそれに對する手配をするようにいたしたいと思つております。
○淺利委員 ただいまの公共事業費のうち災害費が追加豫算に七五%あるということで、まことに心強い御説明でありますが、この中には住宅復興、つまり戰災都市の住宅復興というのが大部分であつて、水害等の災害復舊費はどの程度割かれるお見込みでしようか。
○政府委員(小坂善太郎君) それでは只今議題となりました復興金融金庫法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を御説明申上げます。
○木村禧八郎君 五千萬圓以上についての復興金融委員會のその委員の名前、それから復興金融懇談會を構成しておりますが、それについてはどういうメンバーになつておりますか。それも併せてお伺いいたしたいと思います。
○波多野鼎君 復興金融金庫が重點産業その他中小工業に貨付ける場合に、復興金融金庫自體は何か調査機關でも持つておるのですか。
一般通話といたしましては非常に氣の毒なことでありますが、しかしこれを放つておいていいということではなくして、文化はあまねく全國に及ぼしたいというのが理想でありますから、財政と資材の許す限りにおいてはいずれはつくるのでしようが、目下の戰後復興を急いでおる状態では、この七十戸の土地にこれだけの資材を流し込んでやるという以上にもつと必要な所がある。
○加藤(進)政府委員 終戰後間もなくでございましたが、陛下より皇室の財産のうち、民生安定、經濟の復興に資すべきものがあれば、これをことごとく國に託して、最も適當なる利用方途を考えよというお示しがございました。
○加藤(進)政府委員 先ほど申し上げましたように、終戰後間もなく、民生の安定、經濟の復興のために、皇室財産を解放せようという思召しがありました。
映畫、演劇は、都市においては相當復興しておりますけれども、農村においてはまことに恵まれない。一年に一度か二度か田舎まわりの移動演劇がまわつてくるという程度に過ぎない。青年も、わずかな樂器を用いて樂團を組織しているというような所は、これはいい方であつて、實に貧弱な状況が農村僻地であります。
付託事件 ○農地調整法の改正に關する陳情(第 一號) ○物價是正及び肥料、作業衣、ゴム底 足袋配給に關する陳情(第十號) ○農業保險法の改正に關する陳情(第 十三號) ○農業復興運動に關する陳情(第十四 號) ○水利組合費賦課に關する陳情(第二 十二號) ○食料品配給公團法案(内閣送付) ○油糧配給公團法案(内閣送付) ○農業會の農業技術者給與國庫補助に 關する陳情(第四十六號) ○農業會
第三は先程から問題になりました農村金融の問題でありますが、農村の金融は實は從來とも外の銀行が貸したがらない、從いまして農村自體の經濟の打開或いは復興のためには農民の僅かばかりの貯金を積立てて、それが結局運営されておるという状況であります。
————————————— 本日の會議に付した事件 赤澤炭鑛における亞炭採掘中止の請願(中野寅 吉君紹介)(第二四二號) 金属鑛業再建復興對策に關する陳情(東北鑛業 會提出) 石炭生産確保に關する陳情(全國石炭復興會議 議長代理松本武雄提出) 硫化鑛特別増産期間實施に關する件 —————————————
七月二十八日に本委員會に送付せられました金屬鑛業再建復興對策に關する陳情、第二四號、陳情者東亞鑛業會と石炭生産確保に關する陳情、第四八號、陳情者全國石炭復興會議、松本武雄、以上二件の陳情書を一括議題に供します。これは陳情文書第一のページと第十七ページにその要旨が載つております。その要旨について專門調査委員をして朗讀説明をいたさせます。谷崎調査員。
○谷崎專門調査員 全國石炭復興會議は、政府の危局打開の合理的なる施策については積極的に政府を支持し協力するものであるが、政府の本年度石炭三千萬トン生産確保については、官僚統制を排し、石炭復興會議を中心とする自主的運營方式の確立を要望する。これが陳情の趣旨でございます。
我が國がこの現下の危機を切り抜けるには、重要産業を復興するより外に道はないと存じます。然るに新物價と賃金の非常な喰い違いから、賃金値上要求が電産を初めとして續々でておるのであります。この間電氣委員會の委員といたしまして、九州、中國、大阪方面を廻つて参りました。その際にも私共電産の組合に會つたのでありますが、従業員一人について月三千圓の追加賃金の値上を要求しておる。
私は實はこれは總理大臣がおらないところでこう申上げてはいかんのですが、實は今囘の内閣というものは、恐らくはいわゆる經濟安定政策、國民の生活の安定とか、或いは健全財政とか、或いは産業の復興、こういうことが主でありまして、これを總理大臣が、どうも自分の専門でないということは、ちよつと非常に不思議に感じたのでありますけれども、それらについて若し大藏大臣に何かお見通しがありましたら、或いは又安本長官の御管轄
併しながら経済の復興に対する労働省の積極的且つ自主的な協力の促進、或いは労働関係の健全なる調整、労働者の生活権の保障、職業の確保、強力な失業対策の推進等、問題は眼前に山積いたしておるのであります。これらの問題を積極的に取上げ、施策を強力に推進するというためには、厚生省の一角に置かれておる部局としてではなく、労働関係事項を一纏めにして抽き出して集中的に取扱う必要がある。
さらに、現在は保險会社の整理に最も適当な時期だと考えるが、これを整理あるいは監督するのに、生命保險協会とか、あるいは別途の民主的な機関をつくつてはどうかとの質問に対し、政府は、ただいま生命保險に関しては保險復興会議という民主的な機関を設けることにしているので、この活用によつて、そうした趣旨のごときものを十分取入れていきたいとの答弁がありました。
鉄鋼と石炭の生産が両々相まつて初めて産業の復興が可能であるという根本原則と、わが國産業の根幹たる鉄鋼の重要性とに対し、政府ははたして現実に透徹せる認識と理解とに欠くる点なきや、少なからざる不安を禁じ得ないのであります。そこで、まず政府の本年度鉄鋼生産計画の成否について檢討を必要とするのでありますが、普通鋼鋼材七十万トン生産達成は、まことに遺憾ながら至難であると言わなければならないのであります。