1947-10-06 第1回国会 衆議院 本会議 第41号
えておるか、また純然たる輸出向きと確定されておる輸出品製造業者に対しては、その原料買付と同時に特に融資の途を講ずる意思があるかどうかとの質問に対しましては、政府は、從來スタンプ手形制度によつて貿易資金の融通をはかつていたが、その実施成績を見ると、必ずしも最優先的に融通を受けがたいような事情が起つてきたので、最近大藏省とも相談の上で、貿易廳において資金の融通を必要とすることの證明をしたものについては、復興金融金庫
えておるか、また純然たる輸出向きと確定されておる輸出品製造業者に対しては、その原料買付と同時に特に融資の途を講ずる意思があるかどうかとの質問に対しましては、政府は、從來スタンプ手形制度によつて貿易資金の融通をはかつていたが、その実施成績を見ると、必ずしも最優先的に融通を受けがたいような事情が起つてきたので、最近大藏省とも相談の上で、貿易廳において資金の融通を必要とすることの證明をしたものについては、復興金融金庫
これは貿易スタンプ手形では實行できないのでございまして、これは各銀行におきましても手許資金によつて金融をされるわけでございますが、併しどうも鈍り勝ちな點があるのでございますから、これは必要があれば復興金融金庫の方で融通をするということにいたしまして、そうして手續をいたしたような次第でございます。
その際中小工業に關しては別に特別に金融機關を作るという考えを持つておるというようなことをお答えがあつたのでありますが、只今大藏大臣からのお話によりますと、復興金融金庫から中央商工金庫ですか、に裏付けをさして、それで融通をする。大藏大臣におきましては、中小工業に關する金融機關を特別にお作りになる意思があるかどうかということをお尋ねしたいのですが……。
そこでそういう趣意から——今丁度商工組合中央金庫の方と、いま一つは復興金融金庫の方にその經驗が移つて、それは今活用してやつておるような次第でございます。そこで中央組合金庫の方は組合金融でございます。それから復興金融金庫の方は單に組合金融のみならず、個人々々の金融もしておるわけでございます。
その具體案ができますれば、國會にこれを諮りまして御審議を願いたいと思つておりまするが、その前に一般の輿論にも聽きまして、十分な成案を得ておきたいと存じまするので、諮問機關として鐵道復興會議のようなものを今構想いたしております。最近に、それをなるべくなら實行したいと考えております。
○苫米地國務大臣 今せつかく具體的は案を練りまして、いろいろな調査費料等も整えまして、ほぼその段階になつておりまするから、近いうちにさらにこれを鐵道復興會議に諮りましてこれを完成いたして、國會の方にまわしたいと考えております。
聞くところによりますると、當面といたしましては、困難なこの難局を打開いたしますのに、鐵道經營の各般にわたりまして、應急的竝びに恒久的對策を考究いたしまして、速やかに鐵道を復興いたしまするために、今囘鐵道復興會議を設ける御意思ありやに私聞き及んでおるのでありますが、運輸當局がもしつくるとするならば、これに對する構想をこの機會にお尋ねいたしたいと思います。
(ハ)は、あるいは民間の投資限度を超え、あるいは開發にあたりまして、特殊の事情が存する等のため、民間企業が開發を實施することが困難なる新坑は、さしあたり産業復興公團をしてその開發に當らしめるということを考えております。その次の(ニ)は、新炭田の開發のごとく、その開發規模大にして、かつ開發が長期間にわたる新坑については、政府がその開發を直營することとして、その準備に著手したいと思つております。
その次にこれまた商工大臣の言行に關する問題ですが、不思議なことに、商工大臣が各地の炭鑛に査察に行かれたあとは、北海道ではただいま申し上げたように出炭減を來す、九州では勞資の間に紛爭を惹起したり、あるいは九州石炭復興會議というものが非協力的な態度に出たり、あるいは全國石炭復興會議から御承知のように脱退したというように新聞に傳えられておりますが、これは必ずしも商工大臣の現地における言動に基因して起るものばかりとは
○水谷國務大臣 ただいまのお言葉は私としては意外でありまするが、私が勞働組合の諸君に向つて復興會議を脱退するやうなことを慫慂したというお尋ねだと思うのですが、私はそういうことは言つたことはございません。ただ勞働者側の方から復興會議の問題に關して報告を受けたことは事實でございますが、私からそういうことを言つた覺えもありません。
大藏政務次官 小坂善太郎君 大藏事務官 今井 一男君 大藏事務官 石原 周夫君 貿易廳長官 永井幸太郎君 貿易廳次長 新井 茂君 委員外の出席者 專門調査員 圓地與四松君 專門調査員 氏家 武君 ————————————— 十月二日 廣島市及び長崎市の復興助成
付託事件 ○農地調整法の改正に関する陳情(第 一号) ○物價是正及び肥料、作業衣、ゴム底 足袋配給に関する陳情(第十号) ○農業保險法の改正に関する陳情(第 十三号) ○農業復興運動に関する陳情(第十四 号) ○水利組合費賦課に関する陳情(第二 十二号) ○食料品配給公團法案(内閣送付) ○油糧配給公團法案(内閣送付) ○農業会の農業技術者給與國庫補助に 関する陳情(第四十六号) ○農業会
付託事件 ○戰災都市復興計画事業費の補助金増 額に関する陳情(第三十六号) ○秋田縣米代川並びに阿仁川改修速成 に関する請願(第八号) ○全國主要道路の整備に関する陳情 (第六十九号) ○小名浜港修築に関する請願(第十八 号) ○廣島縣下の砂防工事緊急実施に関す る請願(第十九号) ○鈴鹿川改修の復活及び建設省の設置 に関する陳情(第八十八号) ○長野縣茶臼山地辷り対策並びに岡田 川改修工事
十勝清水間鉄道敷設促 に関する請願(第百八十九号) ○江差町、東瀬棚村間に國営自動車の 運輸を開始することに関する陳情 (第二百七十四号) ○福島縣安達郡二本松、浪江両町間に 國営自動車の運輸を開始することに 関する請願(第百九十四号) ○四國循環線の全通促進並びに九、四 連絡省営航路運航に関する請願(第 百九十五号) ○旧南海鉄道山手線拂下げに関する請 願(第二百三號) ○大牟田駅復興
○國務大臣(水谷長三郎君) 経済安定本部なんかと相談いたしまして、商工省としては五ケ年間の出炭計画というものを作つておりまして、それによりまして大体の目安を、例えば國内的の産業復興、或いは貿易の輸出入のバランスというようなことを決めたのであります。
○國務大臣(水谷長三郎君) 御趣旨極めて尤もでございますが、從つてこの法案におきましては、関聯産業に対する供出命令、そういうようなことになりまして、非常に石炭だけで産業復興、経済安定なんということはできないのでありますが、併しながら産業の復興と経済の安定の基本の力は石炭であるということは何人も異存のないところでありまするから、こういういわゆる法律に対して文句を使うということは私は差支えない。
○川上嘉市君 この第一條にありまする産業の復興と、経済の安定に至るまでの緊急措置をお伺いしたいのでありますが、産業の復興と経済の安定はどのくらいの期間になるのか分りませんが、これは本当にいつたら五年かかるか十年かかるか分らんと思いますが、この点について御説明を願いたいと思います。
付託事件 ○農地調整法の改正に関する陳情(第 一号) ○物價是正及び肥料、作業衣、ゴム底 足袋配給に関する陳情(第十号) ○農業保險法の改正に関する陳情(第 十三号) ○農業復興運動に関する陳情(第十四 号) ○水利組合費賦課に関する陳情(第二 十二号) ○食料品配給公團法案(内閣送付) ○油糧配給公團法案(内閣送付) ○農業会の農業技術者給與國庫補助に 関する陳情(第四十六号) ○農業会
るということは、数字で沢山言うてくるのでありますけれども、さて品物がどこにあるのかということになると、これから搜さなければならんとか、これから造るとかいうのでは間に合いませんから、できるだけ確実に配給できる物、而もいつまでにそれが何縣へ到着するのかということまでこつちは抑えまして、若しそれが商工省所管でいかん場合は、遺憾ながら農林省所管の中に農村必要物資の一つの大きな局でも作つてやるか、或いは産業復興公團
支も供出が滑らかに行く米價決定することによつて、政府は配給に対しても國民に対して完全な責任を負い、この面から日本の経済、祖國復興の経済基礎を造つて行くというのが私の持論であります。從つてこの面から、物を主張する場合において、千八百円というものに動揺があつても、それはいたし方がない。これが私の信念であります。片山総理も千八百円ベースを守りたい。併し釘付ではない。
付託事件 ○戰災都市復興計画事業費の補助金増 額に関する陳情(第二十六号) ○秋田縣米代川並びに阿仁川改修速成 に関する請願(第八号) ○全國主要道路の整備に関する陳情 (第六十九号) ○小名濱港修築に関する請願(第十八 号) ○廣島縣下の砂防工事緊急実施に関す る請願(第十九号) ○鈴鹿川改修の復活及び建設省の設置 に関する陳情(第八十八号) ○長野縣茶臼山地辷り対策並びに岡田 川改修工事
○後藤政府委員 尼崎港は元來尼崎築港會社の手によりまして築港をいたしたのでありますが、地盤沈下の影響が非常に激しい、またそこにできております工場が、現在の日本の産業復興に非常に重大な關連をもつ重要工場ばかりなのであります。
それを石炭の價格差補給金、これなども相当の金額になるが、政府が支拂わないために復興金融金庫から借りておると炭鉱業者も申しております。その辺のところを成るべく業者のためにやつて頂きたい。兌換券の増発が鈍つたといいつつも、民間では非常に金融の逼迫を感じております。その辺をいま少し明らにして頂きたい。
その外一般民家の復興状態それらから見ても分ります通り、現今の土木建築関係資材の逼迫状態から申しますれば今年來年ばかりでなく当分の間は恐らく観光事業方面に資材が潤沢に廻るということはなかなか望めないのではないかというふうに我々は見ておる。勿論貿易も再開されまして、輸出入共に盛んになる見込みになつております。
それから第五項目が強制立退、追立絶対反対というので、既得住居権を擁護するために、借地借家法を強化して、借家人の不安を護れという項目、終りには建築行政を民主化せよ、行政官廳の割拠主義を止めよ、戰災復興院が住宅問題では主管であるけれども、これが計画輸送、資材及び資金について何ら案権がないので、これを本当に家の建つ行政機構への改革を図つて欲しい。
住宅のことは只今お話しの通り、專ら戰災復興院でやつておるのでありますが、引揚者の緊急収容施設といたしまして、最初に昨年いたしました越冬対策で建築いたしました住宅の費用は二億六千万円を要しておりまして、これは十四万五千人ぐらいの人が使つておるのであります。
先程の請願の中にもありました通りに、復興院が戰災復興院としての立場から建設をしなければならないけれども、資材その他の面においては安本が握つている。安本を衝けばこれは日本の現在としてはどうしても木材が足りない、資材が足りない。一々聯合國側の許可を受けて、或程度やらなければならない。
願わくはこの文化國家建設の緊急機關たる熊本藥學專門學校の戰災復興のために、物心兩面よりする絶大なる御援助を賜わらんことを請願しておる次第であります。何とぞ皆さん方各位の御愼重なる審議を煩わしまして、御採擇あらんことをお願いする次第であります。
なお戰災諸學校の復興は、御承知のように資材の面におきましても、資金の面におきましても、非常に緊急ではございますけれども、思うように進んでおりませんので、この點ははなはだ残念でございますが、これは全國の官公私立學校の戰災復舊と併せて考えなければならない立場にありますので、學校當局及び地方にははなはだお氣の毒でありますけれども、今の國家財政の立場から考えますと、これ一つを特に優先的にすることもできません
○松本委員長 續いて日程第五二、熊本藥學專門學校復興促進の請願、文書表第五四三號、紹介議員打出信行君、寺本齋君、松野頼三君。——紹介議員がまだ御出席になりませんので、代つて坂田道太君に御説明を願います。
能力のある者はどんどんやつていただきたいというふうに考えておりまして、こういう方面の融資も何とか考えなくてはならぬのではないかということで、先般大蔵省とも御相談をいたしまして、單にいわゆる手形による融資のみならず、その他たとえば設備資金に對する融資とか、あるいはまた原料の買入れに對する融資とか、そういう點につきましても、貿易廳において金融をすることが必要であるという證明を出したものにつきましては、復興金融金庫
私は、以上をもちまして賛成の意見を終りまするが、本決議が世論と國民一般の支持を得まして、平和にして文化的な日本復興への一大光明とならんことを期待しまして、私の演説を終ることにいたします。(拍手)
かくのごとき事情のもとに冬季渇水期にはいりまするならば、石炭百七十五万トンが火力発電に確保されましたとしましても、その炭質の低下等を考慮しまするならば、電力の供給不足は必然でありまして、國民の最低生活に必要な熱源の確保は一大恐怖にさらされ、全國産業は、到る所に動力不足に基く開店休業を余儀なくされるに至り、労働不安を助長し、産業復興はもとより、民生の安定は根底から覆えされるに至るであろうことが恐れられるのであります
まず私はそういう方面に使う金があるならば、農漁山村の復興が先決問題でなかろうか。またあるいは先ほど松野君から質問がありましたが、今日は農民は、蟲害を知りつつ、それを退じるところの薬品が乏しい、あるいは技術が非常に貧困である。こういう方面についても、農村を指導することが今の行き方でなかろうかと、こう考えております。
○一松國務大臣 今囘の水害に對しましては、國民全部が重大な關心をもつておりまして、これらの災害に遭つた人々の保健、衛生、復興、慰安、救助という各方面から國民が執心にこの事業に從事せられておることは、私が申し上げるまでもありません。