1948-04-01 第2回国会 参議院 本会議 第27号
本案による歳出の内訳は、終戰処理費五十九億円、賠償施設処理費三億三千六百万円、價格調整日費十五億円、物價及び物價調整事務取扱費八億八百九十万九千円、復興金融金庫等に対する府府出資金二十億百十三万二千円、公共事業費十一億七千九百六十七万円、地方分與税分與金二十四億円、小学校教育費国庫負担金二十二億四千六百五十六万六千円、中学校教育費國庫負担金六億九千六百十八万七千円、地方警察費國庫負担金七億円、農地改革費六億一千八百九十三万五千円
本案による歳出の内訳は、終戰処理費五十九億円、賠償施設処理費三億三千六百万円、價格調整日費十五億円、物價及び物價調整事務取扱費八億八百九十万九千円、復興金融金庫等に対する府府出資金二十億百十三万二千円、公共事業費十一億七千九百六十七万円、地方分與税分與金二十四億円、小学校教育費国庫負担金二十二億四千六百五十六万六千円、中学校教育費國庫負担金六億九千六百十八万七千円、地方警察費國庫負担金七億円、農地改革費六億一千八百九十三万五千円
この問題において、或いは爭議に若し勝つか敗れるかということは、官吏の立場に立つて、今の官公廳の立場に立つて見れば、本当に人民の官吏になるか、唯々諾々と資本家に屈服するか、(「何を言うか」と呼ぶ者あり)官廳の労働組合運動が破滅するか、(「馬鹿なことを言うな」と呼ぶ者あり、その他発言する者多し)それとも復興するか、そういう境目なんであります。
また、復興金融金庫に対する出資金が計上されているのであるが、復金に対しては、巷間しばしば不正貸出、厖大なる資金の使途が不明であるとの非難を聞くが、政府は監査に対していかなる責任をとつているかとの質問に対し、貸出については十分嚴重に監査ができるのであるが、物價政策の建前から赤字補填として融資するので、貸すことが主であり、嚴重に監査をしているのであるが、未だ十分であるとは言えない、しかし不正事実があれば
彼らは戰爭中こうむつた壞滅的な打撃を逐次自己の力によつて再生し、何人の援助を求めず、着々として復興に進みつつある、今日、六大都市はもちろん全國各都市における中小企業者の活発なる動きは、実に顯著なるものである。
次に、私學の教育の問題でございますが、これも文部大臣から御説明ございましたので、特にお附加えする點もないのでございますが、この問題につきましては、私學の經營費の問題、戰災に羅りました校舎の復興の問題と兩方あるのでございます。
○岡本愛祐君 私は昭和二十三年度暫定豫算に關連いたしまして、我が國森林の復興對策及び國有林野事業の刷新につきまして、農林大臣に質問いたしたいと存じます。 先ず言うまでもなく、森林の補植造成は、我が國、國土の保全上、又我が國の民生安定上極めて必要であることは申すまでもございません。
しかしこの暫定予算は、緊急やむを得ざるに出でた、いわば変態的な予算でございまして、一箇月分を御承認願わなければならぬということに差迫つております関係上、また四月一日より支拂いするものもございますので緊急の必要やむを得ずして暫定予算を編成したような次第でありますので、これについては、はなはだ提出が遅れまして申訳ない次第でございますけれども、災害復興とか、六三制とかいうようなものをなるべく同時に出したいというようなことから
—————————— 本日の會義に付した事件 ○證券取引法を改正する法律案(内閣 送付) ○臨時資金調整法を廢止する法律案 (内閣送付) ○大藏省預金部特別會計の昭和二十三 年度における歳入不足、補填のため の一般會計からする繰入金に關する 法律案(内閣送付) ○臨時資金調整法の廢止に伴う措置に 關する法律案(内閣送付) ○金資金特別會計法の一部を改正する 法律案(内閣送付) ○復興金融金庫法
次に同じく只今豫備審査のために上程せられました復興金融金庫法の一部を改正する法律案につきまして提案の理由を説明申し上げます。
しかしながらもそれが助成というような性質のものであるならば、出すときにもう少しこれは別の形で、眞劍な審議をしておかなければならぬじやないかというのが、今度の復興金融金庫の増資に際して懐く私たちの強い氣持であります。ところが現実には復金の増資というものは、この財政金融委員会におきましては、何か政府の別働隊である一種の金融機関の資本を増額するという形において行われいてる。
それから委員長にお願いいたしたいのですが、財政金融委員会において、復興金融金庫を監査するという小委員会が設けられておりますが、これはどちらかと言うと、國会議会が余暇にやつておるような仕事であつて、必ずしも私は成功し得ないだろうと思う。しかし復興金融金庫にすれば、また現在の日本の産業界なり、あるいは融資なり、あるいは財政というものに関して、かなりの意見もあるはずだろうと思います。
この点から最近の山林の復興、私どもは特に森林復興ということで大いに輿論に訴えておりますけれども、根本問題としては、森林復興をなさない限りにおいては、この大きな治水政策もとうてい満足にいかない。この治山ということに対して、われわれは大きな注意を拂う必要があろうと考えるものであります。
その中河川の關係で、これは一般の分と災害の分と兩方合計いたしまして、河川關係で三億八千五百萬圓、砂防關係で千六百萬圓、農業關係で三億六千百萬圓、山林關係で六千百萬圓、水産關係で千九百萬圓、道路六千八百萬圓、港灣七千二百萬圓、刑務所とか、裁判所等の營繕關係で千六百萬圓、學校、これは學校關係の營繕でございますが、これが千六百萬圓、住宅復興關係が三千四百圓、官聽の一般的な營繕が二千六百萬圓、都市計畫が五千萬圓
これを復興金融金庫から融資するというようなことになつておるのでありますが、ただいま二十三年度の本予算と関連いたしまして、物價改訂という問題を政府において檢討中であります。この物價改訂の規模いかんによりまして、復興金融金庫の融資総額というものず、大きく左右される問題であろうと思うのでありまするが、ただいまのところは、三箇月間に大体二百億だというところで前年度の分の御推量を願いたい。
私も復興金融金庫に対しては、監督の責任を負つておる者でありますから、それがもし事実であるならば、必ず適当な処置をとるということを、はつきり申し上げておきます。
○福田政府委員 ただいまの復興金融金庫の資本金といたしましては、大体四月の中旬頃までの需要はあろうかというような状況になつております。四月中旬になりますと、復金は融資する能力がない、というような状況になるのでありまして、從いまして、二百億円の増資方を、ただいま別途法律案をもつてお願いしておるという状況であります。
周東 英雄君 鈴木 正文君 山口喜久一郎君 淺利 三朗君 井出一太郎君 内藤 友明君 石原 登君 出席政府委員 大藏事務官 愛知 揆一君 委員外の出席者 大藏事務官 谷村 裕君 專門調査員 氏家 武君 三月三十日委員大上司君、川島金次君、中崎敏君 及び吉川久衛君が委員長の指名で復興金融金庫調
○内藤委員 復興金融金庫の増資は五百五十億になり、七百億になり、さらに今度は九百億になつたのであります。過去七百億までになりまする間、常に私どもは決議しまするときに希望意見をつけておつたのであります。と申しますのは、農林業に対してこの種の資金を流してもらいたいという希望であつたのであります。このごろの農林業に対する金融を見ますると、これが一番空白状態になつております。
官僚の机上プランを排除し、地方の実情に即し、大いに自力復興を奬励してはどうかと私は思うのであります。しからざれば、中小都市の復興はとうてい不可能と思うのでありまして、すでに地方においては、実情にそぐわない道路の廣さ、不用の緑地帶、資材の不融通性につき、こうごうたる中央不信の声があがつておるのであります。日本復興のために、建設院総裁の御所見をお伺いいたしたいと思うのであります。
(拍手) その次におきましては、何を申しましても戰災都市の復興ということが第二に考えられなければなりません。この点につきましては、どうしても六大都市は燒跡地を急速に整備いたしまして、その区画整理を完全にして、そうして、ほんとうに日本國民の住みよき立派な土地を建設しなければならない。(予算がないと呼ぶ者あり)それにつきましても、同じく今おつしやるように実は予算がない。
それから、勤労所得税が二重課税であつて、負担が過重である、こういうところから職場放棄がどしどし行われて、優秀なる熟練工の諸君が職場を離脱する、こういうことは生産復興の上にもきわめて好ましくないことであるという御意見でありましたが、なるほど生産復興に習熟した熟練工の諸君が必要であることは言うまでもありません。
併しこの危機を突破し、経済を復興するにつきましては大体の目標を一年に置きまして、そうしてこういう種のものがどういうふうにこの突破ができ、復興がなつて行くかということを全体的に睨み合せたいと思いますので、一年ということに目標を置いて改めることになつておるような次第でございます。
次に、住宅復興資材費でありますが、これは前年七億、暫定一億三十五萬二千圓であります。この暫定の金額は二十二年度計畫、即ち四萬四千戸の庶民住宅の建設に要する二十三年度の金額の十二分の一を差當り計上したわけでありまして、この建設計畫それ自體につきましては、本豫算において十分檢討いたしたいと考えているのであります。
一般會計暫定豫算額は歳入最出共におのおの二百四十五億九千四十餘萬圓、でありまして、その歳出の内、主なる經費について申上げますると、終戰處理費五十九億圓、賠償施設處理費三億三千六百萬圓、價格調整費十五億圓、物資及物價調整事務取扱費八億八百九十萬餘圓、公共事業費十一億七千九百六十餘圓、地方分與金二十四億圓、地方警察費國庫負擔金七億圓、復興金融金庫等に對する政府出資金二十億百十餘萬圓、國債費二億千五百七十餘萬圓
さらに第二の点につきましては、信用保証制度の活用、及び組合による金融等によつて解決したいと考えておりまするが、右によつて解決しないきわめて重要なものにつきましては、復興金融金庫の中小企業部の活用をはかつていきたいと考えております。しかしながら中小企業の実情といたしまして、以上のみではまだ十分でございません。
從つてそういう点に関しましては、今後日本が五箇年なら五箇年のうちに人口がどのくらいになつていくか、さらにその間における日本の経済の復興というものはどういう速度でくるか、そういうようなことを國際的、國内的に併せ考えまして、それらの問題を解決しなければならぬのではないかと思います。
○塚田委員 大藏大臣は御多忙でいられるのでこちらの希望するときにおいで願うということは、たいへん困難だと思いますので、どこか大分浮き腰でいられるようでありますが、この際、ただいま提案になりました復興金融金庫法の改正に関連いたしまして、根本的な問題について、ただ一点だけ大藏大臣の御意見をお伺いいたしたいと思うのであります。
○北村國務大臣 ただいま議題となりましたうち、復興金融金庫法の一部を改正する法律案につきまして、提案理由を御説明申し上げたいと存じます。
次に住宅復興資材費、前年度は七億円、本年暫定で一億百万円を計上しておるのでありまするが、この住宅関係につきましては、ただいま建設院当局と二十三年度の全体の計画を檢討中であります。暫定予算といたしましては、さしあたり二十二年度の四万四千戸計画に要する金額の十二分の一額だけ計上いたすということにいたしたのであります。
一般会計暫定予算額は歳入、歳出ともにおのおの二百四十五億九千四十余万円でありまして、その歳出のうちおもなる経費について申し上げますと、終戰処理費五十九億円、賠償施設処理費三億三千六百万円、價格調整費十五億円、物資及び物價調整事務取扱費八億八百九十万余円、公共事業費十一億七千九百六十余万円、地方分與税分與金二十四億円、地方警察費國庫負担金七億円、復興金融金庫等に対する政府出資金二十億百十余万円、國債費二億千五百七十余万円
デンマーク國がドイツと戰いまして、敗けて、その敗戰のデンマーク國を生かして行くために、復興するためにデンマークには高等國民学校というものを作りまして、殆んど各郡に一校ずつあります。
マーシャル案以前から去年暮までの間にイギリス、フランス、イタリヤ、ギリシヤは合計八十五億ドルの援助を得て、経済は復興ではなく悪化の一筋を辿つていること、トルーマン大統領の認めた通りである。ソ同盟。ポーランド、チエコスロバキヤ、ユーゴースラービヤは合計十四億ドルを得、ルーマニヤとブルガリヤとは一文も得ていない。して東ヨーロツパは危機軽く、経済復興は着々と進んでいるのである。
私はここに青年教育の根本的対策として、またきようの経済混乱を打開するための生産復興の一翼として、男女青年の義務制公共奉仕團の制定を提案するものであります。生産のすべてを資本家の手に断ざせることを許すことはできなくなりました。鉄道、通信など最も公共的な事業は、ストライキによる國民生活に及ぼす影響がきわめて甚大でありまするがゆえに、職業労働者の手にのみ任すことはできなくなりました。
(拍手)今回のストライキは、たまたまドレーパー視察團が來訪されまして、わが國の経済復興を援助する好意的な計画が発表されておる最中でありましただけに、対外的に與えました悪影響も、この際われわれ日本國民といたしましてはまじめに反省しなければならないことと考えるのであります。私は加藤労働大臣に対し、ごく端的に次の点をお尋ねいたしたいと考えます。
わが國の再建なるかならぬか、これはかかつて生産復興にあるのにほかならないのであります。從いまして生産復興のかぎは、一にかかつてこれまた政府の労働政策のいかんにあると言うも過言ではないのでございます。殊にアメリカの救援資金の導入、またはクレジツトの設定等アメリカの好意ある占領政策策にこたえるためには、いやが應でも生産復興が重大な要件となつておると言わざるを得ないのであります。
われわれは、不信なる戰争の結果、敗戰國民でございまして、この日本を復興再建せしめんがためには、國民は相当の忍從をしなければならないことはよく心得ております。從いまして、税金も平常の場合よりは過重に納付しなければならぬということも、これまた今日の場合やむを得ざる状況であることも心えております。しかしてこの再建復興のためには、まず國家は健全財政を確立しなければならぬと私は考えます。