1982-04-01 第96回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第10号
○福川政府委員 この答申におきましても、前回四十七年の延長に際しまして、復旧不適として金銭による補償制度等が設けられており、前回の答申においてもこの活用を図ることを指摘したというくだりを言いながら、しかし復旧不適農地制度の適用に至らなかったいろいろな事情があってできていないれけども、今後においては鉱害の早期かつ効率的な処理を図るためにかかる共同省令を制定するように、こういう御指摘をいただいておるわけでございます
○福川政府委員 この答申におきましても、前回四十七年の延長に際しまして、復旧不適として金銭による補償制度等が設けられており、前回の答申においてもこの活用を図ることを指摘したというくだりを言いながら、しかし復旧不適農地制度の適用に至らなかったいろいろな事情があってできていないれけども、今後においては鉱害の早期かつ効率的な処理を図るためにかかる共同省令を制定するように、こういう御指摘をいただいておるわけでございます
○石原(健)委員 今回の答申に関連しまして二、三お尋ねしたいと思うのですけれども、答申の中ではみなし復旧とかあるいは復旧不適農地制度、そういったものの活用が言われておりますけれども、この点通産省としてはどう受けとめておられるか、またどう臨もうとされているのか、政務次官にお尋ねいたします。
というようなこともなされている際に、そういう多額なお金をかけて農地を回復するよりは、金銭で賠償してどんどんやった方が、農家のためにも国のためにもいいのじゃないかというようなことも私なりに考えられるわけなんですけれども、そういった金銭賠償がなかなか進まない理由を被害者側から見られた場合、どういう点にあるのかといったようなことと、あとこの答申には「今後においては、鉱害の早期かつ効率的な処理を図るため、」復旧不適農地制度
しかし、今後たとえば一部の果樹園等におきまして保水力の低下等の被害に関連いたしまして場合によっては復旧不適農地制度にようて処理する必要性が認められる事情もございます。したがいまして、今後、こういった実態上の必要性等を見て、私どもとしても、審議会の御答申の趣旨に沿いまして、その鉱害を復旧いたします効率的な処理の観点から共同省令の制定に努めてまいりたいというふうに思うわけであります。
農地制度との関係の中で、これには「復旧不適農地制度の適用に至らなかった事情もあって」云々ということが書かれ、最後に「これにかかる共同省令を制定する必要がある。」こういう文章表現があります。至らなかったのはなぜ至らなかったのか。この経過なりについてお答えをいただきたいのが一つです。それから二つ目に、共同省令制定は可能かどうか。