1951-02-02 第10回国会 参議院 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第3号
○兼岩傳一君 まだありますよ、今の未復員給與に関して。
○兼岩傳一君 まだありますよ、今の未復員給與に関して。
○事務総長(近藤英明君) 内村清次君外十八名から未復員給與法の一部を改正する法律案が議員発議で提案になつております。そして本件につきましては同じく内村清女君外十八名から委員会審査省略が要求されております。
未復員給與の問題を取上げたのはヒユーマニテイーの問題に発しておるのであります。というのは、好まざる絶対的な召集によつて召集され、或いは不法の侵入によつて抑留された人達に、日本国民は何か報いなければならない。それには公務員同様の支給をすべきである。そういう要望があつたわけであります。
○岡林説明員 請願にあります元軍人傷病者の恩給を受給いたしました者が、一旦病気がなおりましたが、なお療養所にいる者に、未復員給與法による療養を行つてもらいたいという趣旨であると思いますが、この件につきましては、政府といたしましては傷病恩給を受けたという事実は、これは症状が固定をしたという事実に基いて恩給の裁定があるのでありますから、症状が固定、すなわち病気が一ぺん治癒したことによつて恩給を受けた以上
だからさつき受田君から未復員給與規定の給與を受けておるのは何人だという質問が出た。あのような國政調査をやつたんですが、一体お前のむすこは帰つたか帰らぬか、戰爭が終つたが、どういう情報があるかということを調べて、これを町村で纏め、地方事務所で纏め、縣で纏め、國で纏めれば簡單に出て來る。そのくらいのことをなぜやらぬのか。
○足立委員 第一に伺いたいことは、未復員給與法による手当についてでありますが、現在世話課で取扱つておりまして、三月分をとりまとめて支拂つておるようでございますが、実際これを受取ります人たちは、その日の生活に追われておる人たちでありますので、毎月ぜひ支拂うように改めていただきたいと存ずるわけでありますが、これにつきましては、大体世話課が縣廰の所在地にありますので、非常に不便でございますので、田舎からこれをとりに
次に未復員給與法の問題でありますが、未復員者、元の軍人、軍属につきましては、未復員者給與法として取扱つておりますが、その他の一般海外引揚者についてこれを適用しようという問題につきましては、これは多少身分関係もございますので、未復員者給與法に入れるべき問題ではないのではないかというふうに考えております。
而も從來の未復員給與の額でありましたならば、その一般邦人全部を軍人軍属と同等に支給をして貰つても、僅か五千万円程度の予算があれば十分で亘つたのですが、実にこれは言語道断の話で、一般邦人にも及ぼすということは、これはもう徹底的に必らずやつて頂かなければならんことと思つております。
○議長(松岡駒吉君) 日程第一、たばこ專賣法の一部を改正する法律案、日程第二、未復員給與法の一部を改正する法律案、右両案は同一の委員に付託された議案でありますから、一括して議題といたします。委員長の報告を認めます。財政及び金融委員長早稻田柳右エ門君。 〔早稻田柳右エ門君登壇〕
先ず第一に母子寮、育児院等の社会施設を拡大強化すること、尚未復員給與法を、これを現地において主人が徴用せられました留守家族に対しましても適用さるべきこと、(「賛成」と呼ぶ者あり、拍手)もう一点は弔慰金の問題でございますが、終戰後貨幣價値の低下いたしておりますことはここに喋々する必要のないところでございますがやはりこれは戰時中と同じ額の五百八十円が支給されているのでございまして、これは余りにも非常識の
なお私は在職中から引揚げ四月再開を期して、本年内に必ず引揚げ完了ができるようにということを念願いたしておりましたので、実は本日はこれに対する各位の御意見を伺い、政府当局においでを願い、なお声なきあの傷病兵に対する諸手当、あるいは未復員給與法の改正、その他諸手当等に対して、ぜひ自分の在職中に解決を見たいと考えておつたのでございますが、その解決を見ずして辞することになつたのでありますけれども、どうかこの
この点大藏当局の例の未復員給與に関して重ねての御答弁を願いたいのであります。
本日は前回以後におきましての行動の御報告と、それからソ連及びシーボルト等に対すり陳情書の文案及び未復員者救護法の改正に対する問題に対して会議を開いたのでありますが、大藏省の方が委員会の関係でお急ぎだと言われますので御報告その他は後回しにいたしまして、未復員給與改正に対する問題を議題といたしまして、会議をいたしたいと思いますから、どうぞ御了承願いたいと思います。
なおお諮りいたしますが、実は未復員給與法につきまして、先日川上事務官にお会いしまして、ぜひ増額方をお願いいたしましたが、今暫定的の予算を編成中である。本予算において何とか考慮できるかもしれないというようなお話がありましたが、これは私個人の意見でありましたので、ぜひ本委員会といたしましても、この未復員給與法の改正、いわゆる給與額増額に対してぜひ各委員会の御協力を願いたいと存じます。