1973-06-26 第71回国会 参議院 地方行政委員会 第11号
その交付されました御料林野につきまして、従来から地元住民が入り会い権——国ではいままで入り会い権を認めず、入り会い慣行というようなことを雷っているわけですが、それを持っておる特殊の地域です。この富士吉田市にしましても、あるいは外二カ村というのは、忍野村、山中湖村というこの二つの村ですが、その一市二ヵ村が皆やっぱり同様のケースにあるわけです。
その交付されました御料林野につきまして、従来から地元住民が入り会い権——国ではいままで入り会い権を認めず、入り会い慣行というようなことを雷っているわけですが、それを持っておる特殊の地域です。この富士吉田市にしましても、あるいは外二カ村というのは、忍野村、山中湖村というこの二つの村ですが、その一市二ヵ村が皆やっぱり同様のケースにあるわけです。
○政府委員(柴田栄君) 本来一貫して考えるのが筋でございまするが、長野営林局の現在の所在地木曾福島は、御承知の通りに木曾谷の極めて狭隙な地域にありまするのと、従来木曾川流域を主体といたしておりました御料林野を管理経営するために選ばれた位置なのでございますが、今日二十二年以来旧国有林等を合併いたしまして長野の一円を管轄するごとになりました結果、機構の整備に伴いまして相当内容の充実を図らなければならないにもかかわらず
また国有林野拂下げの価格については、国有林野成立の経緯並びに地元民との永年にわたる深い慣習とを参酌して適切な価格でなさるべきこと、また特に明治初年における国有林野、御料林野成立の経過にかんがみ、国有林野の拂下げ、ないし下げもどしにつき、中央森林審議会をして検討せしむべきであるとの意見がございました。