1984-04-09 第101回国会 参議院 環境特別委員会 第3号
その一例として、水俣協立病院の藤野医師らの「御所浦住民の自覚症状、神経症状の推移」という報告、その中身はどうかと質問しましたら、長谷川環境保健部長は一応その中身について簡単に触れたんですが、その後がよくないですね。「メチル水銀のいわゆる慢性微量汚染の健康影響につきましては、研究者の間でもいろいろの御意見があるところでございますので、私の意見は差し控えさせていただきます。」と。
その一例として、水俣協立病院の藤野医師らの「御所浦住民の自覚症状、神経症状の推移」という報告、その中身はどうかと質問しましたら、長谷川環境保健部長は一応その中身について簡単に触れたんですが、その後がよくないですね。「メチル水銀のいわゆる慢性微量汚染の健康影響につきましては、研究者の間でもいろいろの御意見があるところでございますので、私の意見は差し控えさせていただきます。」と。
ただいま御指摘の研究報告書は、昨年の十一月に報告なされたものでございまして、その内容といたしましては、メチル水銀の慢性微量汚染が御所浦住民の健康状態に影響している可能性が強く疑われるというものであるというぐあいに承知いたしております。メチル水銀のいわゆる慢性微量汚染の健康影響につきましては、研究者の間でもいろいろの御意見があるところでございますので、私の意見は差し控えさせていただきます。
水俣協立病院の藤野医師らの「御所浦住民の自覚症状、神経症状の推移」という報告がありますが、これは環境庁、この中身はどういうものですか。