1954-10-20 第19回国会 参議院 農林委員会 閉会後第14号 この台風はすでに御承知の通り本土に接したときは大分衰えて参りまして、御前崎通過の頃は中心示度九百七十ミリバール、瞬間最大風速二十四メートル、最大風速二十二メートルであつたのでありますが、満潮時であつたことと、山間部四百ミリ以上、平地二百ミリ以上に及ぶ豪雨に見舞われたために被害は非常に大きくなつたのでありまして、殊に静岡県は河川が殆んど大井川でありますため、各所で氾濫を起したのであります。 松永義雄