1949-05-20 第5回国会 衆議院 水産委員会 第16号
○松田委員 本請願の要旨は、北海道當呂群當呂村當呂川の運営による鮭、鱒の養殖事業は相当の成績をあげているが、現下の食糧の補給として水産物増産計画を進めるため現在の文化施設を拡充されるとともに、從來北海道鮭、鱒養殖水産組合に委託されていた親魚の捕獲作業を該村に委託されたというのであります。よろしく御採択願います。
○松田委員 本請願の要旨は、北海道當呂群當呂村當呂川の運営による鮭、鱒の養殖事業は相当の成績をあげているが、現下の食糧の補給として水産物増産計画を進めるため現在の文化施設を拡充されるとともに、從來北海道鮭、鱒養殖水産組合に委託されていた親魚の捕獲作業を該村に委託されたというのであります。よろしく御採択願います。
そこでその部分の國営の営繕事業だけをやるために、從來北海道にあつた工事部を営繕支局という形で設けることにした次第であります。 それから次は第三條の改正でございますが、第三條の改正は大体字句の整理をいたしたのが主体でございます。第三條におきましては、建設省の所掌事務及び権限を三十号に亙つて列挙しておるのでありまして、その中の規定の整理を行なつたのであります。
從來北海道は、原料の生産地といたしまして、常に植民地的な扱いを受けたのであります。しかしながら、今後北海道の総合開発に必要なるところの経費をもし議会が承認いたしまして、十箇年計画ぐらいでこれを総合的に開発するならば、現在七十四万町歩の耕地面積は百二十五万町歩となり、現在一億八千万貫の水産漁獲高は四億万貫となり、優に全國の配給を滿たすに足るような蛋白給源を補給することができるのであります。
これに対して私どもも事情はやむを得ないというふうなことも考えておつたのでありますが、北海道が行政協議会の決定によりまして許可し得る限度——從來北海道廳の許可しました当時に百八十四艘というわくがあつたのであります。ところが今日農林省にその許可を移しました決在におきまして、それが百九十一艘になつて引渡しを受けておるわけであります。
北海道に國有林野法が適用されなかつた理由は、從來北海道の國有林野は内地の國有林野が農林大臣の所管に属しておつたのとは異なりまして、内務大臣の所管の下に北海道廳が直接管理経営しておつた関係もあるのでありますが、同地方におきましては國有林野法に代わるものとして、勅令による北海道國有林野及び産物処分令施行されて今日に至つたのであります。
そのほか來年度からの問題としまして、從來北海道の拓殖費で仕事をしてまいりましたものを、内地の農林省豫算で一本にとる。こういう問題がございます。この關係で、從來北海道において水産關係の仕事で、拓殖費として仕事をしてまいりました關係は、全部農林省の豫算に移管をいたすということに相なつております。
すなわちその第一点といたしましては、從來北海道の國有林野は、その特殊性に鑑みまして北海道廳の管理に属し、その適用法規としては、北海道國有林野及び産物処分令があつたのでありますが、この勅令は旧憲法のいわゆる独立命令でありますので、昭和二十二年法律第七十二号日本國憲法施行の際現に効力を有する命令の規定の効力等に関する法律の第一條により、本年十二月三十一日限り失効となるのであります。
從來北海道は樹種の關係上、播種いたしましてから四年ないし五年經つてからでないとえぞまつ、とどまつというようなものの苗木ができない事情等も考えて、それに適するような數量を、苗園計畫等においても目下計畫というか調査中でございます。
ただ私は從來北海道を開發しておりました沿革に比しまして、このたびやりますところの北海道の開發というものは、どうしても突然一千萬の人口が殖えましたこの日本の過剰人口の調整というところに、主眼點をおかなくてはならぬと考えるのであります。しかも自然に入口が増加したのではありませんで、突如として敗戰の結果、日本に一千萬の入口が殖えたわけであります。
これは私の見解が局長の見解と違うのかもしれませんが、從來北海道における五萬、六萬の移動漁夫の勞働條件というものは、いつまで經つても水産局あるいは農林省そのものの題目となつたことがなかつた。ようやくにして船員法が改正せられて、獨航船なり、あるいは鮭鱒漁業の人が船員法の適用を受けるようになつたそうであります。その結果から見ても、水産廳の要求というものは、そういう者を含めた。
そういう意味合におきまして從來北海道廳とたいしましても、拓殖計畫等によりまして、非常に熱心に奬勵を續けてきたわけなのであります。