1949-05-12 第5回国会 参議院 大蔵委員会 第25号
○政府委員(阪田泰二君) 大体御指摘の通りでありまして、從來勅令等で決まつてやつておつたのを、このたびはつきり法律において規定を整理したというのが今度の法律案の趣旨であります。
○政府委員(阪田泰二君) 大体御指摘の通りでありまして、從來勅令等で決まつてやつておつたのを、このたびはつきり法律において規定を整理したというのが今度の法律案の趣旨であります。
○殖田國務大臣 特に新しい事実が発生したということではありませんで、從來勅令百一号、今度の團体等規正令の運用が今までの人間、機構では不十分でありましたので、これを充実いたしました関係であります。
第八は、從來勅令で定められることになつていた費用負担区分を、地方財政法制定の精神に副つて法律の中に組み入れた点であります。第九は屠場において屠殺解体の結果、傳染病に罹つていることが分り、食用に適せずとして廃業したものに対して手当金を交付することになつていた條項を削除した点であります。
○冨吉國務大臣 逓信省だけの省の設置法案というのは、從來勅令でやつていたものを立法化、法文化したのでございますが、逓信省は特別な、さつき申しましたような考え方で事業別に組織を整備いたしたのでございまして、その内容が著しく從來と面目を異にいたしております。しかもその書き方が大体参議院あるいは衆議院でお考えの内部の局を書けという御修正の趣旨を大体において守つて出したのであります。
第八は、從來勅令で定められることになつていた費用負担区分を、地方財政法制定の精神に副つて、法律の中に組み入れた点であります。 第九は、屠場において屠殺解体の結果傳染病にかかつていることがわかり、食用に適せずとして廃棄したものに対して、手当金を交付することになつていた條項を削除した点であります。
併しまあ前は勅令でもございますし、今度は法律でもございまするし、その点はともかくといたしまして、中央事務局総裁というのは外務大臣の兼務と從來勅令にはなつております。でありますから終戰連絡事務局に中央事務局を置く総裁を……と多少書き方が妙でありましても、首脳者が外務大臣が兼務いたしますので混線の慮れがございません。ところが今度の連絡調整事務局は外務大臣に関係がございません。
併しまあ前は勅令でもございますし、今度は法律でもございまするし、その点はともかくといたしまして、中央事務局総裁というのは外務大臣の兼務と從來勅令にはなつております。でありますから終戰連絡事務局に中央事務局を置く総裁を……と多少書き方が妙でありましても、首脳者が外務大臣が兼務いたしますので混線の慮れがございません。ところが今度の連絡調整事務局は外務大臣に関係がございません。
○奧野政府委員 これは從來勅令できまつておるわけでありますが、今後は政令によりまして全國一律にきめることになつておりまして、府縣で別々ではなく、一本の手數料の額になります。
これは二十一年法律第七十二号によりまして、法律をもつて規定を要しまする事項で、從來勅令ないし命令をもつて規定しました事項は、この十二月末まで効力を有しまするが、爾後自然に効力を失うことに相なつております。從つてそうした勅力命令のうちで、法律に移しませんければならぬ事項は、今年中に法律に移す必要があるわけであります。この問題が御研究を願う一つであろうと思います。
勅令、今年一年間暫定的に有效な勅令が公布になりまして、本年一杯だけはいろいろの法制の整備の手順の、まあやり繰りの關係から、給與に關してはあまり澤山、法律勅令以下がございますので、從來の通りやることをお認め願うといつたような意味合の、題目は何と言いましたか忘れましたが、勅令の公布がございましたので、一應それに基きまして、それの解釋の仕方如何によつては、いろいろ分れるむづかしい點もあるかと思いますが、從來勅令
○坂東委員 從來勅令などによつてできた規定がややもすれば國民の權利自由を束縛したり、あるいは議會の意思の反する場合がしばしばありました。それで議會は現在の政令でいくことは要望しない。官制等は議會の法律によるベきものだという見解をもつておりますが、この三つの重大なる官制が政令をもつてすることはけしからん。こう考えるのでありますが、政府のお答えを承りたい。