1949-12-01 第6回国会 参議院 予算委員会 第11号
この金融政策は財政政策と裏腹になる問題でありまして、從つて金融面においてこういう金融面の無計画、こういうことがこの予算案を実行した場合更にデフレを強化して行くと見られるのであります。
この金融政策は財政政策と裏腹になる問題でありまして、從つて金融面においてこういう金融面の無計画、こういうことがこの予算案を実行した場合更にデフレを強化して行くと見られるのであります。
從つて金融梗塞に対しましては、早急に何らかの対策を講ずる必要ありということを痛感いたしたのであります。さらにまた、実は倉敷レーヨンでビニロンを拜見いたしたのでありますが、これは言うまでもなく石灰石と石炭で纖維をつくるのでありまして、日本では初めてであり、まだアメリカでもビニロンとしては糸になつていないようであります。これは現在日産が二トンであります。
本來ならば政府は二十四年度の予算の編成に当つて、今後は金融政策が非常に重大化して來る、從つて金融機関の公共性、社会性を高めなければいけないということを、吉田首相も池田大藏大臣もたびたびこれを強調しているわけです。
從つて設備資金に対する問題については、たとえば農林忠勤の債権を発行して、これによつて財源をこしらえまして、その財源によつて一定の計画に從つて金融をして行く、こういうやり方が設備資金の方面ではとられなければならないというふうに考えております。
○木村禧八郎君 一つだけ大藏大臣にお伺いしたいのですが、この政策委員会を設ける法律案を出された趣旨が、何回も大藏大臣が言われますように、二十四年度の予算を実行する結果金融の問題が非常に重要になつて來る、從つて金融機関の公共性を高めなければいけないということに重点があると思います。
併しながら根本的に中小企業をここまで追い詰めたというのは、やはり中小企業存在の意義をよく考えなかつた結果、從つて金融政策におきましても、中小企業の重要性を認識したる一貫的な金融政策が欠けておつたということが今日の状態を招いたのではないかというふうに考えられます。
從つて今までのような單に一種の規正とか、その順序とかいうようなものにだけ重点を置かずに、実際に復興して行く姿の中から、日本の金融と企業というものを結びつけて考えて参りますと、やはりその企業の形なり、あるいはその力に從つて、金融が動いて行くものだということの実勢に沿つて行かせる一つの方策としては、かえつて民間の資金を充実せしめて、そこに企業の発展性、いわゆる経済性を貫徹するという行き方が、きわめて合理的
尚又この金詰りのときにこういう金融政策によつてインフレを止めるというわけでありますから、從つて金融面に対してはそう緩みは取れないでありましようが、併し余りに急激に來て、そうして牛を殺すようなことではいかんのでありますので、結局のところは金融をじわじわと緩めるような手を相当範囲採つて頂きたい、その意味では復金の貸出の資金、あれの償還期日に対して手加減を願いたい、復金の貸出に対する手加減を願いたいということであります
從つて金融機関としては、この國民資金をいかに國民産業に役立てるかという観点において、運営をやつて行かなくちやならぬ。そういう公共性に立つことを十分考えておりまして、今後は一層その立場を深めて行つて、今日の難局を金融上からうまくやつて行きたい、かようにも考えております。 それからその次の資金的問題としては、貿易資金というふうな問題ですが、日本の産業が貿易に依存するのはもちろんである。
從つて金融逼迫という場面は起らないように努力いたす考えでおります。 次に國有財産の賣拂見込額につきましての御質問でございまするが、先般施政演説におきまして総理からもお話がありましたように、今現在の國民負担の状況を考えまして、できるだけ國有財産の賣拂に努力いたしております。只今予算に見込んでおりますのは雜種財産の賣拂が大体三十億円足らずでございます。
從つて金融機関の再建整備法の第一條の目的を遂行するにあたりましては、これはその次ぎ次ぎの根本的な経済政策の方針に從つて、相当手心を加えられなければならない。今この法案について御説明がありました処置の仕方を吟味して見ますと、その手心という点につきまして、依然として軍事補償打切りの精神をまつたく否定するかのごとき処置が行われておる。ことに補償の相手方につきまして、一般債務は一〇〇%補償する。
金融の円滑な運用を阻害してはならない、私共はさような見地から考えておりますと申しまするのは金融はやはりその金融として、我々の立場から申しますと、おのずからなる自分自身の一つの原則があつて、その原則に從つて金融というものは動いて行くべきである。
從つて金融をしたらいけないけれども、斡旋はどうだということもその考えからいたしますならばおのずから明らかになつてくるのでありまして、そういうことによつて事業者團体というものが、事業者に勢力を用いるようになるというふうなことを防ぐという意味から申しますならば、そういうことも相然含まれるということに相なつてくる次第であります。
從つて金融機関の預金が増加いたしませんために、資金を出しますことに非常に消極的である。また最近は中間安定あるいは中間安定をもたらすための、安定恐慌というような考え方が、どことなく支配しておりまして、おそらく金融機関がやや前途に対するそういう懸念のために、警戒的になつておるという点もあると思います。從つて産業資金の供給、産業資金の金融難というものが引続いて解消していないという状態なのであります。
從つて金融機関は、何といたしましてもただいまもお話のごとく、預金の秘密性が保持せられなければ預金の増強が困難であり、また今日國民蓄積の増大に向つて努力しなければならぬことは当然でありまして、この点に向つて私は十分心得てするつもりでございますから、さよう御了承願います。
一ケ年間に到來するものに限つて延ばされるということでありまして、從つて金融機関の所有のものが多少影響を被ることは勿論でありますけれども、経理的にはこれに対して一種の孫利息……という言葉は語弊がありますが、独立の孫利息がつくということでカバーされるわけでありまするし、金融的な問題については、これは何も権力関係で政府が命令してどうというようなことでなくして、本來日本銀行は中央銀行として、全日本の金融機関
從つて、金融の重点的な放出はもとより当然であります。從つて、一方において資本の蓄積に向つては十分努力しなければならぬ。これらの点については、もつといろいろ問題があるとと思いますけれども、少くともさような点から、法人税を軽減し、あるいは勤労所得税を軽減いたしまして、勤労意欲を旺盛ならしめる、あるいは企業の再生産活動に意欲を與える、かような方向に努力をいたしておることは、御柳知の通りであります。
從つて金融をされる場合においても、契約高のどの程度まで金融していいかという原則というか、そういうものがなければならぬと思いますが、梅林組の工事に対しては、大体請負総高のどの程度まで金融をしていいというお考えでしたか。
從つて金融關係、特に經濟關係とは密接な關係をもちます。しかも大幅に關係をもちます警察の區域というものは、その管區の本部を、やはり東海、北陸六縣を一つの區域といたしまして、名古屋にその本部をおくということは必要缺くべからざるものだ。それでなければ、警察の方面と一般行政の方面とがちぐはぐになりまして、警察運營はとうてい私は目的を達することはできないだろうと考えております。