從つて討論は遅滞なく進行せしめるように各位の御了解を得たものと考えて参りたいと思います。その裏側の意味はあらためて申し上げるまでもないと思いますが、十分御了承おきを願いたいと思います。
從つて、討論、続いて採決に入りたいと思うのでありますが、その前にわれわれに配付になりました議案に対する正誤が昨日参つておるのであります。最初の法案では昭和二十五年三月三十一日と約一箇年延長になつておりますが、昨日正誤になりましたのでは、昭和二十四年五月三十一日と、二箇月延長の旨訂正されております。そういうわけですから、二箇月延長ということに御承認を得ておきたいと思うのであります。
從つて討論の際に、委員の中から、祝日という呼び方は面白くないという強い意見も発表されました。又一委員よりは、子供の日は子供を主体とした日で、いわゆるリーガル・ホリデーとしては世界に例のないことであり、如何にも新らしい日本の國にふさわしい祝日である。本法案に賛成であるという発言もありました。
從つて、討論におきましても、これらの希望や意見を附して、この立法の精神を一層強く活かすべしという意見が多数でございました、よつて採決の結果、全会一致をもつて原案通り可決いたしました次第であります。 以上、簡單でございますが、ここに御報告申し上げます。(拍手)
從つて討論には入つていないわけであります。我々がこの法律案を審議するに当りまして各種の請願が出ておりますので、これを審議の参考に供したいと考えまして請願を取上げた次第でございます。若し反対の御意見でありましたならば、いずれ討論に入る場合があろうかと思いますが、その時にお讓り願うことがいかがでございましようか。
從つて討論にするか。或いは今塚本委員の言われましたように或る題目を提えて、或いはその題目を決めないでも、自由に意見を發表するか。その二つのどちらにやつても差支えないと思うのです。