道路がよくなればなるほど、いまさら申し上げるまでもなく、経済的な面においては非常なセーブになるので、從つて産業復興とか、あるいは國家再建の一つの基盤になるというような関係から、できるだけすみやかに道路を改良して行きたいというふうに考えているのであります。
兼職ができない、從つて産業界からなかなか人を得ることが困難だという事情はよく分りますけれども、私端的に言えば、もう少し選考視野を拡げて物色なすつたら、より適任者が、今申上げたような利用者の層から代表を出して、然るべき人が得られるのじやないかという氣がするのですがね、その辺如何でしよう。
從つて産業資金供給の流れは、この際一刻もこれを停止せしめてはならないのであります。その最低必要量はぜひともこれを確保しまして、復金融資にかわる融資政策を、早急に決定すべきであると思うのであります。
從つて産業経済の復興というもののできないことは、もうだれが見ても異論のないところであると存ずるのであります。ようやく自治行政が昔の中央の政治力の圧迫からのがれて、自分たちのことは自分たちでやるのだというような第一歩を踏み出した今日において、國政事務が非常に大幅に委讓されるというその結果は、先ほど申しました通りに、國の方からも監督が非常にきびしくなる。
從つて産業の需要資金として出すべきものの範囲において、御決定を願おうというような態度でございます。もつとも中に若干の赤字が含むかと思いますけれども、全体が赤字金融などではむろんないのでありまして、この点も附け加えて申し上げておきたいと思います。
從つて産業資金の供給、産業資金の金融難というものが引続いて解消していないという状態なのであります。この間に処しまして日本銀行の金融政策といたしましては、いつも申すことでございますが、インフレをチエツクする見地において、金融を一般にゆるめるという方針はどうしとも取り得ない。
申すまでもなく、現在非常に生産の高揚が必要なとき、今のような政府の支拂の澁滯、從つて産業資金がそれだけ澁滯するわけでありまして、生産面にもこれが及んでおります。われわれはなるべく資金の効率化を進めたいということを常に考えているのでありますが、どうも今のようでは資金が停滯しまして、結局生産資金はよけい要るというような状態になるのであります。
これは從つて産業方面における生産の圧縮に当然なるわけでありますが、その割当に基いてただいま申し上げた石炭の消費計画を立てておるのであります。從つてその基礎になつております水力の出方いかんによりましては、この六月に今考えておりますと同じ問題を機動的にやつて、割当をきめた数字を確保して、石炭の追加割当をもらうという方向に、私どもとしては全力を盡すつもりであります。
從つて産業界の急な要求に應じかねるという点があります。この点から改善しなければならぬ点が一つあります。それから出してからあと、それが効率的に当初の目的通りに有効に使われておるかどうかという事後の監督をしなければならぬ。
從つて産業部門にまわし得る部分というものは、その残りの半分である。こういうことから、一般金融機関の資金力というものは非常に弱つておるときでありまして、市場消化がはたしてできるかどうかということになると、相当問題でございます。復興金融金庫債もまた市場消化がなかなか困難である。
一方において健全財政と言いながら、この財政の面からはみ出すものが金融を圧迫し、從つて産業を圧迫するというような結果になつては相なりませんので、一面政府の財政支出があるにしても、これがなるべく廻轉率を早くして、これが金融機関に吸收せられることによつてインフレーシヨンの惡化を防ぐ、しかもそのことがまた國家財政の資金になり、生産の新たなる再活動の資金になるようにという意味から、金融機関の活動を促して、放出
從つて、産業面において官公事業の拡大せられんとする今日の傾向は、將來極力避けるべきであると結論されるのであります。この点に対する安本長官の所感をお伺いしたいと思うのであります。 第二に、安本長官及び商工大臣の御意見をお伺いいたしたい。過日首相は、動力源開発のため國家が將來大規模な水力発電に力を注ぐ決意を表明されたことは、まことに敬意を表する次第であります。
從つて産業物資輸送の重要性は非常に大きいものがあるのであります。さらに愛媛県、高知県両県の莫大な木材は、本線によつてのみ松山港に搬出せられまして、これが九州、阪神、呉、広島方面の占領軍用施設用材として出されておるのであります。さらに海外貿易が今や再開されるにあたりまして、支那、朝鮮方面に重要な物資を輸出するのも一にこの線を頼る以外にないのであります。
併しながら産業の復興と経済の安定に至るまでの緒を掴んで、もうこれならばこのままずつと押して行けば、月日の経つに從つて産業の復興と経済の安定ができるという工合に、そういう緒という意味でこの「産業の復興と経済の安定に至る」ということを解釈する場合もありますし、或いはその中途であり、或いは完全にこれは産業の復興と経済の安定は百パーセントできたのだという解釈の仕樣もあろうと思うのであります。
從つて産業資金だけを申しますと、大約二百億圓の赤字は免れがたいということになると思うのであります。そこで産業界としましては、自由預金から産業資金が得られませんとすれば、いきおい復金に頼らなければならない。
(「その通り」と呼ぶ者あり)生産は破滅の方向を辿つており、國民生活は日日にその不安の度を濃くしておりまるのにも拘わりませず、千八百円ペースを堅持すると称しまして、ひとえに耐乏生活を勤労大衆の上に強要いたしまして、生産の復興を図らんとしておるのでありまするから、勤労者の生産意欲が低下いたしまするのも亦当然のことでありまして、從つて産業の破滅も亦当然の結果であります。
從つて産業の方面においても、經濟の方面においても、國民生活の面におきましても、この人口の重壓を前にして、いかにこれに對處し、またこれを打開していくべきかということは、少しく國民生活の將來、あるいは民族の將來ということに思いをいたす者のきわめて重大なる關心事でなければならぬと思うのであります。
從つて産業で吸收し得る勞働力と總人口との關係ということに掘り下げていきますと、いきおいバース・コントロールが問題になる。