1947-11-08 第1回国会 衆議院 鉱工業委員会 第31号
從つて生産協議會においてきまりました事項そのものにつきまして、さらにまた事業主と勞働組合とが交渉する必要はないという意味の規定になるのでありまして、この第三條が適用されまする主たる場合は、たとえば賃金につきまして全國的な勞資の團體が賃金の協定をいたします。そういうような協定を行う權限と責任というものを尊重していかなければならぬという意味であります。
從つて生産協議會においてきまりました事項そのものにつきまして、さらにまた事業主と勞働組合とが交渉する必要はないという意味の規定になるのでありまして、この第三條が適用されまする主たる場合は、たとえば賃金につきまして全國的な勞資の團體が賃金の協定をいたします。そういうような協定を行う權限と責任というものを尊重していかなければならぬという意味であります。
從つて生産協議會できめました事項につきましては、經營者側も、いわゆる炭鑛管理者側も、勞働者側も、その計畫の達成について責任をもつてやつていく態勢を築きあげたことに相なると考えております。
從つて生産協議會できめます事項は、先ほど申し上げましたように、日常の業務を遂行していく、個々の問題を生産協議會にかけるというのではなくして、すべて協議事項に關する基本の問題につきまして、これに付議していくということにいたしておる次第であります。
從つて生産協議會に經營協議會をレべル・アツプさすことによつて、三位一體となつて協力態勢ができるというのが、私の考えであります。