1947-08-21 第1回国会 衆議院 水害地対策特別委員会 第4号 しかるに江合川は洪水警戒水位と申しますか、それよりもさらに一メートル以上、約二メートルの出水をいたしまして、遂に沼部村において大決壞をいたして、家屋は流失いたし、從つて數千町歩の良田があるいは皆無となり、あるいは大減收となつた。この合流工事さえ完成しておりますならば、これだけの水位の差がありますから、この江合川の水を鳴瀬川が飲みこんでくれるということによつて、決壞は免れ得たと言い得るのであります。 大石倫治