1947-08-14 第1回国会 衆議院 司法委員会 第21号 從つて家族制度全廢論は、結局民主主義を標榜する反民主主義であるというつまり自己矛盾に陥つておるのではないかと考えるのであります。こういう意味から考えまして、一方において養親子關係を親子關係にしておきながら、他面においていずれかに血のつながりのある継親子關係、嫡母庶子關係を排除されるということはゆき過ぎではないこと思いますが、この點に對する政府の御意見を伺います。 中村俊夫