1948-06-29 第2回国会 衆議院 水産委員会 第23号 加ふるに村有財産の收入なく、村財政は一に漁民の納税にまつほかなく、從つて大島村は完全なる專用漁業権の穫得により村財政と村民の生活を擁護するほかないのであります。先年漁業法実施及び慣行の字句に禍せられ、無勢は多勢に圧倒され、涙をのんで他村の入漁権による濫獲をいん忍して來たのでありますが、過去四十年にわたる大島村民の耐乏生活と苦痛は言語に盡きせぬものがありますのであります。 内海安吉