1949-04-25 第5回国会 衆議院 大蔵委員会 第21号
一般にわれわれ常識から見まして、業という以上はできてもできなくてもとにかくそれでもつて生活をする、收入を得る、從つて報酬を得るということが当然伴うであろうという解釈は、当時の松隈政府委員の解釈と私どもは今同樣であり、また常識からもそうであろうと考えますが、この点実は共産党の地方組織が、政党の当然の活動として、いろいろ税金で困つている人たちと一緒に税務署に参つて、適正な税金にしてもらいたいというようないろいろの
一般にわれわれ常識から見まして、業という以上はできてもできなくてもとにかくそれでもつて生活をする、收入を得る、從つて報酬を得るということが当然伴うであろうという解釈は、当時の松隈政府委員の解釈と私どもは今同樣であり、また常識からもそうであろうと考えますが、この点実は共産党の地方組織が、政党の当然の活動として、いろいろ税金で困つている人たちと一緒に税務署に参つて、適正な税金にしてもらいたいというようないろいろの
また從つて報酬を得るということが当然伴つて参るのであつて、報酬を得ないというような場合においては、業とするという解釈には入れない方がよろしいと思つております。」という回答があつたのであります。ところがこの点をこういうふうに私ども理解してよいかどうか、その点について現在の政府当局のはつきりした御見解を伺いたいと思います。
また從つて報酬を得るということが当然伴つて参るのであつて、報酬を得ないというような場合においては、業とするという解釈には入れない方がよろしいと思つております。こういうように政府委員が答弁しておるのでありまして、この政府委員の答弁を了として、かかる解釈のもとに税務代理士法第一條が委員会を通過しておると私は承知しておるのであります。
從つて報酬を得る目的があつたかどうか、これを業としておつたかどうかということを判断の重要な條件としなければならない、こういうような結果になると思いますので、この点についての法務廳の見解を伺いたいと思うのであります。
これは一般の生活費が上つて來たから、從つて報酬も上げなければならぬという性質のものと同じような意味で、勤労者の報酬がだんだん上つているから保險料も上げなければならぬということが言いかねると私は思うのであります。と申しますのは、これらの勤労者が十分なる生活を営んでおられるならば、もちろん報酬が上つたら、それに相應して保險料も上げなければならぬということは納得ができるのであります。