1948-07-03 第2回国会 衆議院 本会議 第77号
從つて、國民大衆が要望するところの……。 〔発言する者あり〕
從つて、國民大衆が要望するところの……。 〔発言する者あり〕
從つて國民大衆の要望する自由経済への轉換が、見る影もなく取捨てられておるということは、遺憾千万であります。しかしこれも現在の政情がかくあらしめたものとして、わが党は内外の情勢を察知して、一應本予算に同意をする次第であります。從つて本予算委員会並びに本会議におきまして指摘されました通り、運賃その他が一應妥決したことは、適当であると思われます。
從つて國民大衆の関知しないところであります。我々國民の代表者は、その任務が未だ明確にされていない、そういう港長ということに賛成するということはできない。私がこの点を決算委員会で指摘しましたところ、委員会においては、港則法という文句を、只今の下條委員長の報告のありましたように、港則に関する法令と修正して、そうして多数を以て可決されました。併し諸君、私の主張は字句の問題ではないのであります。
從つて、國民大衆に轉課税となるべき増税方針はとられぬであろう、そのために予算編成に苦心しておるから、提出が遅れておるであろうと、善意に解釈しておる者もあるやに見受けられるのであります。万一これを裏切り、殺人的負担加重予算でも、提案することと相なりますれば、大衆は失望落胆して、現政府にあいそを尽かすに相違ないのであります。