1954-04-27 第19回国会 参議院 外務委員会 第26号
従つて軍備によつて我々としては安全を保障されたためしはないわけであります。又武装平和がすべて戦争への道であつたことも知らなくてはなりません。又地代的な集団保障の名の下に呼ばれる軍事同盟の行き着くところもすべて戦争であつたわけであります。
従つて軍備によつて我々としては安全を保障されたためしはないわけであります。又武装平和がすべて戦争への道であつたことも知らなくてはなりません。又地代的な集団保障の名の下に呼ばれる軍事同盟の行き着くところもすべて戦争であつたわけであります。
○田畑公述人 李承晩ラインのことも承知しておりますが、あの問題は軍備の力によつて解決するよりも、憲法に従つて、軍備の力によらないで解決すべきものであります。憲法はそれを命じておる。それができないことはありません。政治の力、外交の力によつてできることなんです。それをしようとしないで軍備の力にまつということは間違いだと思う。私は日本が自衛されなければならぬと思います。
とこのように定められておりますが、完全なる主権を承認すると申しますのは、日本憲法を尊重するということであるわけでありますから、日本がその平和主義の規定に従つて軍備を持たず、又再軍備をしないということを承認するということであると申さなければならんと思うのであります。ただ同条約第五条a項三号に、国際連合が憲章に従つてとるいかなる行動についても国際連合にあらゆる援助を与えるべき旨を定めております。
従つて、軍備の拡張ということは単に軍隊をつくることだけでなくて、軍需産業がこれに裏づけとなつて来ると思うのでありますが、こういう世界の情勢と逆な方向をとつて、しかも平和産業、貿易国際市場獲得に世界があらしのように押寄せ、しかも精力的な努力を傾けようとする段階において、日本は軍隊をつくり、その重税によるところの重圧を国民生活に与え、産業に与え、しかもそのうちで軍需産業への転換が行われようとしておるのでありますが
現在の憲法においては戦争は放棄しておる、従つて軍備は持たないのだ、こういう制度になつておる。だからこの憲法が継続する限りはそういうものである。これについてはだれも文句はないと思うのであります。いずれの政党においても、この憲法を維持しつつ大いに軍備を拡張するなんということを言つているものはない。でありますからして、この制度の説明として、そういうことになつておるということを言うのは一向さしつかえない。
ことに最近濠洲等におきましては、外務大臣はよく御承知のことと思いますが、アラフラ海に新しく真珠貝の採取をしに出て行つた日本の人に対しても、濠洲の国民は、これは日本のいわゆる平和侵攻ではないか、平和的侵入ではないだろうか、日本は人口が過剰するに従つて、軍備はしないけれども、平和的にあらゆる面において各国に向つて侵入を企てて来るのではないかという疑心暗鬼の下に、日本の人口過剰というものに対しては、非常な
従つて軍備は一応ないという建前を吉田内閣がとつていることは言うまでもございません。しかるに今日普通一般文官の恩給を改正したからと称し、その反面に十七階級という複雑な階級を持つておる旧軍人の恩給を、そのまま大体において今日復活しようという方針に対しては、われわれは深い疑点を持つておるのでございます。
従つて軍備ではない。たとい巡洋艦がそのままでも、これを病院船として兵隊を送る場合にはこれは軍艦じやない、病院船だ。だから目的によつて決するので、それ以外に軍備か軍備でないかということを決するものはない。政府はこうきわめて簡単に答えておりさえすれば、この問題は実に雲散霧消すると思うのに、あまり言葉を多くしてお上手に答弁なさろうとして、かえつて問題を起しておる。
従つて軍備として借受けるのではなく、これは海上の警察力の増強のために借受けるのである。こういうことでありまするから、アメリカとしては特別な立法によつてそういう日本の警察予備隊の実体というものを了承して、而もこれに貸付ける、こういうことになつたものと思うのでございます。
次にお尋ねしたいことは、現在の吉田内閣の方針として、遮二無二軍備は持たなければならん、従つて軍備を持つためには相当国民諸君が、海上警備隊なり若しくは又警察予備隊に欣然として参加するような、飛び込むような給与の体系というものも必要になるという考え方を持たれているだろうと思うのです。
そこで憲法を改正するかどうかという問題を実は次に考えて来るわけでありますが、これについては従来から言つておりますように、国民の大多数の意見がどうであるかということに従うべきである、こう考えておりまして、ただいまのところは、政府として、どうするかといつて聞かれれば、憲法を改正する意向はなく、従つて軍備をする意向はないと申し上げるだけであります。
○滿尾委員 一言お伺いしますが、わが国の憲法はいまだ改正になつておりませんし、従つて軍備というものはないし、われわれはあくまでも現行の憲法のもとにおいてものを考えておるのでありますが、ここで一言伺つておきたいと思いますることは、軍備を持たないわが国の現状におきましても、もし外国からの侵略行為があれば、事理当然として自衛権の発動というものがあると考えるのでございまするが、いかがでありましようか。
従つて軍備とは何ぞやということは、これは学者その他の研究によりまして、政府としては軍備は持てない、持たない、安全保障、共同防衛の線で行く、こう考えております。
従つて軍備がなく、この條件を具備しておらない日本の現状におきまして、占領軍撤退後の力の真空を埋めるための暫定的措置であります。今風の日米安全保障條約が完全無欠のものであるとは必ずしも言うことはできないのであります。しかしながら日米安全保障條約のある限り、アメリカの軍隊は必ず日米に駐留し、日本に対する武力攻撃の場合には必ず日本の防衛に当ることは、一点の疑いもないところであると思うのであります。
従つて、軍備に関しては何ら米国政府とも話合いがないのであります。これは再軍備については日本国民の自由意思に委ねられることになつて、政府間においては何らのその間に秘密協定もなければ義務もないのであります。従つて今日は憲法改正という問題はないのであります。
我々の社会科の問題として、すでに戦争は放棄したのだ、だから戦争は絶対しない、従つて軍備のごときはしない、こう論ずるのが何が悪いと言いましても、文教の府にある責任者がそういうことは論議してはいけないということを言つておる時代です。そういうことがどうですか、職場で皆さんどうですか、反省して頂きたい。
従つて軍備の点につきましては、オーストラリアは、日本の再軍備ということを注意しておりまして、今以て余り賛成という態度を示しておらないようであります。 ニユージランドも大体オーストラリヤと同じ態度をとつておるように見受けられます。 それから台湾につきまして、先ほど台湾の勢力はどうかというお話がございました。
従つて軍備のない、又裸の日本としては好むと好まざるとに拘わらず実質上の安全保障はアメリカ軍隊に頼むより仕方がないという声を聞くのでありますが、その点政府はどういうお考えであるか、お尋ねしたいのであります。
従つて軍備の問題はポツダム宣言の六項、七項に書いてある軍国主義と軍国主義者、この軍国主義を永久に追放しなければならんということがはつきり書いてある。七項には戰争遂行能力を日本からともかくも取り除かなければならないというふうに書いてある。