1954-08-04 第19回国会 参議院 通商産業委員会 閉会後第5号
どうせ納付金という形で……、そうして下げなくてもやはり実際に下げたと同じ効果を挙げ得る途はあるじやないか、一方金利を一分下げたり、又たとえ五百億でなくても二百億でも市中銀行の分を開銀に肩替りさせるという措置をすれば更に二重の効果がある、従つて資本金の増加にはならない。こういうことに私はなろうと思う。
どうせ納付金という形で……、そうして下げなくてもやはり実際に下げたと同じ効果を挙げ得る途はあるじやないか、一方金利を一分下げたり、又たとえ五百億でなくても二百億でも市中銀行の分を開銀に肩替りさせるという措置をすれば更に二重の効果がある、従つて資本金の増加にはならない。こういうことに私はなろうと思う。
(「暴言だよ」と呼ぶ者あり)従つて資本組入れ割合というものは、この問題の中心ではない。その配当を一五%に制限するというところが問題である。それが証拠に、今の証券界の代表あたりは、資本組入れは四〇形で結構です、配当だけを二〇%の制限にしてもらいたい、こういうことを言つている。
従つて資本金にこれを組入れても組入れなくても、会社の自己資本というものは増大されたのであります。従つてこの自己資本対他人資本との割合、いわゆる資本構成は、それだけ是正されたと言い切つてもよろしいのではないかと思います。
しかもこの電気事業者の代表がこの値上げを申請する骨子ともなるものは、八十三万キロワットの新規電源開発をするための稼働設備費が、昭和二十七年においては三千数十億であつたものが、昭和二十九年においては七千数十億になる、従つて資本金が四百億ほどよけいにいることになるので、どうしてもこれを値上げしてもらわなければならない、ことにこの利益配当の一割二分が維持できなければ資本金に影響を来して、勢い新規開発の事業完成
従つて資本家が資本、或いは経営というものを引込めるのがロック・アウトでありますし、労働者側が労働の提供を拒否するというのがストライキになるのであります。ところが業務管理方式というのは、労働者側がこの資本の化体した設備を占領しまして、これを闘争の具に供するというのでありまして、全く現在のいわゆる憲法の保障する団結権、団体交渉権といつたような枠を出ている実力闘争主義なのであります。
こう考えて参りますと、このような措置は理論的には正しいけれども、実際は現状にはあまり適しないのではないか、従つて資本の四割を組み入れを急がせるということがこの現在の経済界の実情と沿わないということになれば、この問題については再検討する必要があるという点であります。
従つて資本組入れについて申しますると、利益の配当制限なんということは会社にとつて一向痛くない。同族会社の典型的なものについて申しますると、資本準備金なんかにしておかなくたつて、若しそれによつて法人税が軽減されることになりますれば、全部一遍に組入れまして二カ年間そのともかく税金が負けられるということであるならば、その配当率が二分であろうが三分であろうが、そういうことは一向構わない。
従つて、資本金を全部食うてもまだ遥かに赤字が出ると、こういうようなことで、全然妥当なる、能力のある人に許可したということはないのです。そういう赤字で遂に潰れるということになれば、その収入なんかはもう国鉄に入つて来ないということが当然起つて来る問題であります。
この前文は大したことございませんが、要するに今回の改訂申請の内容といたしまして、収支差額の約三百億円の赤字を補填するために、総平均一割四分四厘の値上げを要する、こういう内容になつておりますが、三百億円のうちで特に資本費の増加が全体の七〇%に相当している、従つて資本費をできるだけつめるということが、原価を抑制する一番大きな要素であるということが大体に書いてございます。
それのみか、租税経済というものは本来資本主義的なものでありまして、従つて資本主義を前提として考えなければならない。そういう点から言うならば民間資本の蓄積も必要でありますが、この場合に何とか限度があるのじやなかろうか。私は率直に申しますと少し限度を越えておるのではないかと思うのであります。
○春日委員 金融機関が資本主義的な規模で事業をおやりになつており、従つて資本主義の政府の政策に同調、共感されるということは当然であろうと思う。そこでただいま安原さんのお話によりますと、引締めのためには日銀の貸出しが減つて来ることもやむを得ないであろう、政府の指定預金が引揚げられるということもやむを得ないであろう、こういうことで、それを全面的にほとんど了承されておる。
従つて資本費の増高といいますけれども、もしもこれに実際に定額償却に応じた再評価をいたしますと、さらに償却費等がふえるということになるわけであります。つまり逆に言いますと、この面におきましてはそれだけ資本を食いつぶしておるということにもなるわけであります。 それからその関係を今度は個々に見ましたのが、その右にあります表でございます。
従つて資本蓄積のためには、金利というものも必ずしも安くては、またこの資本蓄積はなかなかむずかしいというようなことも私どもわかつているのでありますが、今日の金利というものを十分に検討し、しかもそれがすみやかになされなければならぬような事態に来ているのではないか、そういうことなくしては、私は低物価政策というものの一連の政策を推し進める上において非常に欠けるところがある、こういうつもりでお尋ねしたことを御了承願
従つて資本との割合においては、比較的利益率というものが高いのであります。表から見るところの利益率というものは、割合に中小法人は高いということが言えると思います。その証拠には、超過利得税というようなものをとりますと、大部分が中小企業法人にかかる。
従つて資本の高や経営者の能力を標準にして許認可をするということについて、私は大きな矛盾があると思う。そういう点に対して局長如何に考えておるか。殊に大都市においてはタクシーなりハイヤーなりで免許の基準がきまつておるが、その免許の基準のきめ方が私は少し、今の方針でいいかどうか、伺いたい。
従つて資本の中で運用に現実に廻るものが八十億、そのほかに資金運用部から二十億の金を予定しておりますから、現実に運転する金が百億と相成るわけでございます。
但し働くのには働く職業と、また働くための経済機関とを与える必要があるので、従つて資本蓄積でまかなえない部分について、あるいは船舶、電力、鉄鋼その他、国が必要とする部分について、しかも船舶その他、仰せの通りに非常に国際貸借の上に役立つ部分について、財政投融資を行つているような次第であります。
従つて資本家の態度によつては、解決をしないで、ストが長期になり、しかも賃上げを拒否して、その上でスト制限法を獲得するというような二重の利得は資本家の思うつぼでありまして、資本家が悪意をもつて長期に労働組合のストライキを追い込むことができる、そうして公共の利益に反したという理由のもとに、制限の法律を次々につくつて行くという一つのきつかけをこの法案は示していると思うのであります。
そういうような内容をもつてこの独占禁止法というものが経済民主化の最も強力な推進力となつて今日まで来たわけでありますが、考えてみますと、資本主義経済と申しますものは、その発達するに従つて資本集中、共同行為、こういうことは必然的あるいは自然的に発生して来る現象であります。最近綿紡その他に操短など、いわゆる独占禁止法の例外行為が行われておる。
従つて資本主義というものが疲れ、資本主義というものが崩壊して行くというところに、非常に重点を置いているように思うのであります。