1952-06-07 第13回国会 衆議院 運輸委員会 第41号
従つて見返り資金の趣旨に合うような貸出しなら出し得るわけでありまして、このような雑島関係の船舶の設備資金といつたようなものも、これは具体的に申込みにつきまして検討することになつておるのでありますけれども、融資し得るものであろうというふうに考えております。
従つて見返り資金の趣旨に合うような貸出しなら出し得るわけでありまして、このような雑島関係の船舶の設備資金といつたようなものも、これは具体的に申込みにつきまして検討することになつておるのでありますけれども、融資し得るものであろうというふうに考えております。
○橋本(登)委員 そうしますと、その中にはこの前の見返り資金から繰入れられた繰入れ資本といいますか、その金額は入つておらないのでありますから、従つて見返り資金から入れたところの繰入れ資本というものと、再評価との関係はどんなぐあいに考えられますか。
ところで御承知のように見返り資金は、この七月以降対日援助が打切りになり、従つて見返り資金も先細りの状況であります。一面電力問題が非常にクローズ・アツプされて、それに見返り資金を相当多額放出しなければならぬというふうな状況が重なり合いまして、その七十億の見返り資金の放出が、遺憾ながら政府部内に非常な難色があるわけであります。
従つて見返り資金に対する返済の問題というような点は、国有鉄道の会計といたしましては、そういう問題はない、こういうように御承知願いたいと思います。
従つて見返り資金の配付も受けなかつたのでありますが、当時安本長官はこの関門隧道に対しまして、どういう理由で関門トンネルが見返り資金から落されたか、安本長官がそれほど重要じやないとお考えになつたのか、その間の理由を簡單でけつこうでございますから、ざつくばらんにお聞かせ願いたいと思います。
ことに今後対日援助が少くなるに従つて、見返り資金が減少するとなれば、一般金融機関の蓄積と預金部資金、ことに郵便貯金の増加にまたざるを得ない。そうすると小所得者層の課税、最低の者に対する減税は、郵便貯金の増加にも貢献することにもなり、生活の極度のきゆくつさを少しでも緩和することになる。その二つの点からも、小所得者層の最低の者に対する減税をお願い上ているわけであります。
従つて見返り資金からできるだけたくさん造船に割当て、今日でもたとえば予算面では、来年の三月まで六十三億ですか、六十億前後のものがもう内定しておる。それならそれが最高なら、それでも出したらどうですか。私どもの今日出す長期資金というものは、きわめて乏しい。しかし今日の日本の造船というものは必要である。将来の日本を考えても、何としても船というものは持たなくてはならぬ。
従つて見返り資金を七割出すということはどうも適当でないと思う。なお当初この案を立案しました当時に比べまして、外国航路の再開で、日本の船がアメリカ方面へなかなか忙しいのでございます。実は向うのカーゴ・フオーアーに十分船がまわりかねるという事態になつておりまして、運賃も他の方に比べますと割合によろしいものでございますから、海運界としても割合に採算がよろしいのであります。
これに対して政府の答弁は、見返り資金の運用は必ずしもそうきゆうくつに考うべきではない、できる限りゆるやかにして有効適切になすべきである、従つて、見返り資金を進駐軍住宅建設資金にまわすのは妥当でないとは思わない、また見返り資金を長期貿易金融にまわすことについては従来考慮しなかつたが、今後大いに研究してみたいということでありました。 さらに見返り資金の性質について質疑がありました。
従つて見返り資金関係においては、もらつたものはたとえば電通で百二十億もらつたとすれば、もらつたことになりますが、もし日本政府が米国に特定の債務があるのだということになりますれば、これはそのときの経済情勢によつて、一般会計あるいはその他の方法によつて、返還する処置を講ずるものと考えるのであります。
従つて見返り資金の供給があるということをわれわれは聞きまして、安本、大蔵省方面に大分折衝したのでありますが、倉庫営業というものは相当有力者がやつている関係から、自力でやつて行けるではないか。見返り資金を供給する必要がないではないかということから、見返り資金の供給は今のところ絶望であります。自力で復興しろということになつております。
従つて見返り資金等からもその資金を求めておるわけでありますが、御承知の通り見返り資金は特に関係方面との折衝が困難でありますので、政府の一方的考え方によつてこれを実現することは不可能でありますが、水産業方面においても相当の額が見込まれておるのであります。これはひとり大きい資本漁業にのみなすことでないのでありまして零細なる漁業においても、この資金の恩恵に浴せしめるという考え方を持つておるのであります。
しているのがデフレの原因である、政府は見返り資金の運用についてほ自主性を保持すべきである、明年度においては、債務償還に充てる分は減らして、産業への直接投資に振り向けるべきである、また政府は援助の打切られた場合を心配しているが、援助がなくなるときは終戰処理費もなくなるはずではないかというような意見がありましたが、これに対する政府の見解は、見返り資金はまず通貨、財政の安定のために使用せねばならない、従つて見返り
従つて見返り資金さえわれわれ入手したならば、返還しなくていいのであるというような考え方から非常に粗末に使われておる。このことはわれわれは、将来の日本の講和條約締結後における日本の経済再建のためには、大きな障害になると考えるのであります。
従つて見返り資金から公社に金を貸す、それを資金にして公社が住宅をつくる、これによつて家賃を連合軍側から頂戴する、それは結局また見返り資金に一つの貿易勘定としてもどつて行くのであります。いわば日本人が建設の技術と労務を提供いたしまして、見返り資金によつて一つの財産をつくつて、これを日本の収入にする、こういうことに落ちついて行くのではないかと見込まれるのであります。
従つて見返り資金の利用が政府の意のごとく行われないような事情もあるわけでありますが、これは近く了解を求めまして、要求通りの資金が融通されると考えておるわけであります。また政府としてもできるだけ早くこの資金の利用ができるように努力を続けたい、かように考えておるわけであります。
従つて見返りの一割の紙も確實に子供の手に還元され、一面教科書用紙の増量についても、はつきりこれが物を言うであろうという見透しを、文部省としてはもつたわけであります。そこでそういうような仕事は勤労學徒援護會というような勤労學徒のための厚生施設をやる協會でありまして、一面これは勤労學徒の仕事にもなる。