1953-07-27 第16回国会 参議院 本会議 第27号
第三に、中小企業合理化の重点の一つは、協同組合の育成強化にあり、従つて組合金融に当る機関に、公庫の資金を重点的に配分し、且つかかる機関の金利をできるだけ引下げるよう特別の配慮を希望する」との各希望条件がありました。 かくして討論を終り、採決に入りましたところ、本法案は、全会一致を以て、衆議院送付案通り可決すべきものと決定いたしました。
第三に、中小企業合理化の重点の一つは、協同組合の育成強化にあり、従つて組合金融に当る機関に、公庫の資金を重点的に配分し、且つかかる機関の金利をできるだけ引下げるよう特別の配慮を希望する」との各希望条件がありました。 かくして討論を終り、採決に入りましたところ、本法案は、全会一致を以て、衆議院送付案通り可決すべきものと決定いたしました。
従つて組合金融としての組織による合理的な行き方について、資金源に絶えず脅かされる。これを如何に見て行くかということになると思うのでありますが、今回中小企業金融公庫ができたということに、できるということにつきまして政府出資それ自体の問題については、中小企業金融公庫を経て行くということになると私も思うのであります。
従つて組合金融で行くということは、中小企業の合理化金融でありながら、その最も現想的形態である合理化金融の金利のほうが、普通の金利よりも高くなるということになることは誠に遺憾だと思うのでありまして、今回中小企業金融公庫のほうでは一割を基準に置いて運用しようということでありますが、更に衆議院の附帯決議等によりますると、七分五厘に持つて行くようにということになつておりまして、いよいよ以て組合金融の資金コスト
従つて組合金融の場合に今のような保証限度では到底十分に活用ができん。例えば今保証限度は百万円くらいなところが多いと思いますが、その程度の保証限度でありますると、個人融資についての信用保証としては役に立つでありましようけれども、組合としての信用保証には役に立たんという面が出て来るのであります。