1954-04-09 第19回国会 衆議院 大蔵委員会 第38号
○春日委員 そういたしますと、山本氏は脱税が相当行われておる、従つて税率が下れば脱税という形が合法化されるので、自然増収という形で同一額が期待できる、要約すればこういうぐあいに御見解を述べられております。正直に言えば、脱税があるということです。あなたは、そんなことはない、今こういうふうに御答弁なすつたと思つておりますが、さように理解をしてさしつかえございませんか。
○春日委員 そういたしますと、山本氏は脱税が相当行われておる、従つて税率が下れば脱税という形が合法化されるので、自然増収という形で同一額が期待できる、要約すればこういうぐあいに御見解を述べられております。正直に言えば、脱税があるということです。あなたは、そんなことはない、今こういうふうに御答弁なすつたと思つておりますが、さように理解をしてさしつかえございませんか。
それにバーターがあるならば、石油の事情は好転するとも夢を見ておるのでありまして、従つて税率は変えなくとも行ける。かように考えておるのであります。
課税標準の金額の大きさに従つて税率が累進するというのじやなしに、一二%なら一二%、八%なら八%、上も下も同じ率であるというようなことは、国税の所得税等と違う点であります。
只今前田先生からいろいろお話を承わつたのでございますが、新聞用紙が一〇%で、その原材料のパルプが五%というのはどういうわけかというお話がございましたが、これはまあ関税定率法のパルプの構成といたしましては、加工の程度が進むに従つて税率は高くなる。
従つて税率二〇なら二〇で逆算してみますと、所得にしてみれば二万円になります。そのことだけを、誤解があるといけませんから、一応申し上げておきます。
同じ税収を上げようとすれば、課税標準が小さくなりますから、従つて税率でかげんしなければならぬ問題になつて来る。現在としましては、今の建前がそう筋が違つておるというふうには思つておりません。
従いましてそうした場合におきましては、やはり品質も相当悪いというので、品質の悪い酒を雑酒四級という中に入れまして、従つて税率が相当低くなつて来ているというのが現在までの実情ではないかと思つております。最近の状況は、先ほども申しましたように、幸いにして米の配給も相当多くなつて来たし、いもからのアルコールもずいぶん多くなつて来たのであります。
従つて税率が半減されますれば、実際の税収は半分とは申しませんけれども、相当少なくなつて参るというのが過去の実例であり、やはり今回もさような実例をたどつて行かざるを得ないだろうというふうに私は考えております。
どうも外すとか外さない分とかいうものを設けますと、こういう場合はどうなるかとなつて、なかなか厄介な問題になりはしないだろうか、従つて税率等も一割という比較的低い税率になつておりまして、所得から必要経費としましてそういうものは全部差引いて、純所得を見出して税額を確定する、その際にそういうものは差引かれるわけであります。
今一般会計予算のわくが非常に大きいので、従つて税率を高くしてとらなければならないと思うのです。同時に財政が企業の中に食い込んでおりますので、民間の産業もこれの胸三寸でどうにでもなる。
従つて税率を一律に引上げることはどうかと考える。税率引上げによる本年度の増收は僅か二億六千余万円に過ぎないのであるから、この際は税率の改正は見合わせて、篤と検討することにしてはどうか」との質疑に対し、「この程度の税率の引上げならば我慢して頂けるではないかと思う。今回の税率の引上げは所得税の軽減と一体をなしておる。
従つて税率は相当うんと下げられましたけれども、所得税は御承知の通り累進税率になつておりますので、所得がたとえば二割増しますと、税額においては五割増すというようなことに相なりますために、上げました通り、あの程度の課税見込額は得られるのじやないかというように考えているのであります。しかして今年なぜしからば今までの収入済み額が、昨年は百九十七億でありまして本年は百五十八億しか入つておらないか。
従つて税率は現行三五%は二〇%ぐらいに引下げて差支えないということになります。こういうふうに所得税と法人税の減税をいたしまして、そのほかの租税及び煙草專売益金というものは自然増收は勿論あると思いますが、一応堅実に見積つて二十六年度当初予算計上額と同額を二十七年度に計上する、合計いたしますと、その一般勘定を賄う租税、これを一応一般経営税と名付けて置きたいと思います。
従つて税率の引上げに賛成か反対かという点だけで色わけをいたしますならば、ほんとうの賛成論はごくわずかで、反対論が大部分である、こういうことが申し上げられると思います。
それがだんだんよくなるに従つて税率を下げて行くというのか普通の行き方ではないかと思いますか、この税法ではその点が建築染料について逆になつておるわけであります。その点を伺いたいと思います。
従つて税率が百分の十八で、ことしは減るから間に合わぬということになつて参りますれば、私は他の方法をとり得ると思う。他の方法をとり得てそれの税額がよけいになるということになれば、減つただけその面でカバーさるべきものは当然カバーされると考えておる。従つて今度増税した分が——そういうことは一切隠されておつて、どこまでも百分の十八で、これは百億くらい減ることは去年税法をきめるときからわかつておる。
従つて税率を下げようというような議論は、インフレーシヨンに伴う社会的犠牲を合理的に分担するという立場からいつて、面白くないのであります。それから物価指数の倍数を変更する、こういうことはできるだけ中止願いまして、昨年の方針を嚴守されないと、いろいろ不公平に伴う更に不公平ができるのじやないかと思うのであります。 甚だ予定以上の時間を取りまして恐縮でございますが、これを以て私の公述を終ります。
ただ私も、ちよつと働いて收入がよけいになつたからといつて、生活の低いところへ相当高い税率がかかるようになるのはおもしろくない、こういう考えを持つているわけでございまして、従つて税率につきましても八万円、十二万円というような刻みをなくしまして、その辺の階級刻みを荒くしまして、超勤してちよつと所得がふえたために、四〇%も五〇%もとられるようなケースは、できるだけ少くなるようにしようと、こういうことにいたしましたわけであります
従つて税率の関係からは密造酒は駆逐できない。そこで今後もし税率が下げられても、密造酒の取締りというものは一日としてゆるがせにできないということを考える以外に、ちよつと方法はないように考えておるわけであります。はなはだ漠然としておりますけれども、御了承願いたいと思います。
そこに議論の中心がなければならぬと思いますので、従つて税率の点についても変更を加える余地が残されておる。これで御了解が行くと思います。