1953-06-25 第16回国会 参議院 厚生委員会 第4号
従つて社会保障制度審議会のこの意見というのは、いわゆる諮問機関として扱つていいかどうか、或いはこれは尊重するという尊重の仕方というものは、どうあらなくちやならないか、これは更に申せば、この審議会と国会、或いは政府、そういうものとの関係を大臣はどのようにお考えになつていらつしやるか、この点を先ず承わりたいと思います。
従つて社会保障制度審議会のこの意見というのは、いわゆる諮問機関として扱つていいかどうか、或いはこれは尊重するという尊重の仕方というものは、どうあらなくちやならないか、これは更に申せば、この審議会と国会、或いは政府、そういうものとの関係を大臣はどのようにお考えになつていらつしやるか、この点を先ず承わりたいと思います。
従つて社会保障制度審議会の答申も、ございましたが、今回の恩給は先ほど来たびたび申上げております通り、画然たる厳格な意味での既得権ではありませんけれども、やはり潜在的な既得権であり、普通の社会保障制度と同様に考えるべきものではないのであります。
その後何ら政府の施策においては誠意の見るべきものがなく、従つて、社会保障制度審議会はたまりかねて第二次の勧告を発しておるのであるが、一体吉田内閣は、社会保障制度審議会の勧告を尊重して、具体的にいかなる責任ある措置を講ぜんとするのであるか、勧告の取扱」について、またその見通しについでの明確なるお答えを、総理大臣みずからお伺いしたい。
従つて社会保障制度審議会において審議されておりますところの、たとえば厚生年金保險制度というような、これは現在の俸給生活者が職を離れました場合における、いわゆる社会保障制度でございますが、これが改められまして、どういうような制度になるかということは、まだはつきりしたことを申し上げるまでに至つていないのであります。