1953-10-28 第16回国会 参議院 農林委員会 閉会後第11号
従つて、水田農家は四合の保有を獲得しておる。従つて雑穀の場合はそれと同様に、やはり四合の配給をというような主張があつたのですが、馬鈴薯とか、小麦とかあることによつて二合三勺だと、こう伺つておるのです。従つて今年のような場合に、どうしても被害が三〇%以上になる農家は、当然これは自家保有も、そうしたものもない。
従つて、水田農家は四合の保有を獲得しておる。従つて雑穀の場合はそれと同様に、やはり四合の配給をというような主張があつたのですが、馬鈴薯とか、小麦とかあることによつて二合三勺だと、こう伺つておるのです。従つて今年のような場合に、どうしても被害が三〇%以上になる農家は、当然これは自家保有も、そうしたものもない。
従つて水田では一〇〇ミリから一八〇ミリ、即ち二〇〇ミリ近くの貯溜を更にすることができまするので、尚水田は畦畔ばかりでなく区画が相当数集りますというと、大きな道路で囲まれておるのであります。その道路が一尺といたしますれば、大体三〇〇ミリの一時的貯溜をすることができるのであります。
従つて水田の灌漑用水の状況を見ておりますと、六万町歩のうちの約三分の一の二万町歩が、井戸を掘りまして、地下水で灌漑をいたしております。湖面を下げるということは地下水を下げるということになるのであります。地下水の高いところ、ポーラスと言いますか比較的水の通しやすいような地層のところでございますから、湖面を下げますれば、地下水が下ります。