1953-12-07 第18回国会 参議院 本会議 第5号
従つて水害地においては税の増収など全然考えられないということは極めて明白なのです。然るに期末手当の〇・二五を税の増収によつて賄う云々ということは、私は極めて矛盾していると思うのでございます。従つて、少くとも百歩二百歩譲つても、水害地に対しましては期末手当の〇・二五の予算の措置というものは当然講じられるべきであつたにかかわらず講じられていない。
従つて水害地においては税の増収など全然考えられないということは極めて明白なのです。然るに期末手当の〇・二五を税の増収によつて賄う云々ということは、私は極めて矛盾していると思うのでございます。従つて、少くとも百歩二百歩譲つても、水害地に対しましては期末手当の〇・二五の予算の措置というものは当然講じられるべきであつたにかかわらず講じられていない。
従つて、水害がなければ、あの裁定は実施できた、そういうふうにも言われます。それでは、その水害を国鉄が負担するのはおかしいじやないか。たとえば、私鉄ならば私鉄を考えてみますと、私鉄の場合には災害補助法によりまして、あの災害に対しては幾らかの補助金が出ております。そのほかの産業についても同様であります。たまたま国有企業であり国有財産である国鉄に対しては、その金が出ていない。
従つて、水害関係の十八億五千万円ないし第三・四半期の五十五億九千九百万円というふうな、まだ内容が固まつておりませんところのわくが今後どのような消化ぶりを示すかということによりましては、この十億五千万円というものがどうなるかということと関連を持つわけでございますが、いずれにいたしましても、第四・四半期において非常な苦しいやりくり状態にならざるを得ないということは、これは避け得ないのでございます。
○榊原亨君 当局も大変適宜な処置をとつて頂きまして有難いことでありますが、ただこの際申上げておきたいのは、水害地は局所的なものが多いのでありますが、冷害は広範囲に亘つておる災害でございますので、従つて水害に対するとは少し趣きが違つているということを御認識をお願いいたしたいということが一つであります。
従つて水害はこうむつていなくて採れるんだけれども、掘るのをやめなきやいかんというような事態から、非常に要請が強いようでございます。これにつきましては、筑豊の石炭列車は平素二十四本あるのでございますが、これを五日には五本、六日には十三本動かしております。約半数ちよつとでございますが、この程度旅客列車を欠かしまして貨物物列車を入れております。
従つて水害、病害等が全国各地に発生いたしまして、農家の当初の期待に反して、本年度また異常災害ということになりましたことは、まことに遺憾に存ずるのであります。この本年産麦の被害の特徴は、災害の起りました時期が收穫期直前にあつたということでありまして、これがために量的にもまた質的にも、非常な打撃を受けたのであります。
従つて水害を防ぐために、つまり治水と同時に土地の交換分合をやるという方向に向わなければ、労力なり資金なりで非常に無駄でありますから、これに対する農林大臣のお考えを承わりたい。