1954-10-07 第19回国会 衆議院 内閣委員会 第46号
従つて民主主義の立場からあなた方を十分監視し、あるいはそういうことをさせないようにするためにつくられる協議会になればわれわれは納得行きます。主権在民の折からでありまするから、われわれ自身がつくるべきで、あなた方がつくるべきではないと思う。それを今度法制化するかもしれないという考え方は、これは何かフアツシズムへの一歩前進のような姿が、きようの言葉に出て来ておるように感じておる。
従つて民主主義の立場からあなた方を十分監視し、あるいはそういうことをさせないようにするためにつくられる協議会になればわれわれは納得行きます。主権在民の折からでありまするから、われわれ自身がつくるべきで、あなた方がつくるべきではないと思う。それを今度法制化するかもしれないという考え方は、これは何かフアツシズムへの一歩前進のような姿が、きようの言葉に出て来ておるように感じておる。
従つて民主主義警察制度と公安委員会制度は理論的に申上げますれば目標と手段であり、両者は二にして一、一にして二という緊密なる関係の下にあるのであります。然るに実際の運営の面においては如何でありましようか。一言にしていえば頗る遺憾なき能わずという状態であります。制度改革以来、政府は公安委員会を国家治安の最高会議に招聘したことは余り聞いておらないのであります。
ただ日本の実際として一裁判権の独立、これが憲法に従い、或いは法律に従つて民主主義的に厳格に行われなければならんと思うのでありますが、実際には裁判所或いは裁判官等も行政的に非常に動かされようとしておる、この問題であります。実際に考えまして、被判所或いは裁判官の身分上の地位等を通じて行政権に脅やかされようとしておるというのが現実であります。
併しその問題は、憲法に従つて民主主義を樹立して行く吉田総理としては、こういう事態におけるところの不信任案に対しても当然解散をすべきが民主主義のルールを打立てる基本になるというお考えであるかどうか、その点をお伺いしているわけであります。
従つて、民主主義下の政府においては、あらゆることを特別の事情がない限りにおいて国民に知らしめて判断させるということが、私は最も正しい政治のあり方だと思う。われわれも領空の侵犯がしばしばあちこちであつたということを耳にし確かめておつたが、それについて外務省は今まで何らの措置を講じてなかつた。外務省はただ単に外交条約なりその他の事務的な処理だけをやる役所ではない。
従つて民主主義の下におきまして、私たちは一方においては自由を許すと同時に自由を履き違えた分子に対しては或る程度の権威を守る法的な何ものかを必要とするというような考えが起るのでありまして、その考えからこの法律を立案するに至つたのであります。
従いましてこの行政権は、今日行われておるところの警察に扱わせることは、権限集中ということ、従つて民主主義の原則から見て危險である。
従つて民主主義の建前から、主権在民の建前から申しますならば、住民はみずからの手でみずからの治安を確保することが正しいのであるという見解に立つて、かつての国家警察で、国家一本立の警察でありましたものを自治警察にし、さらに国家警察に対しましても、国家地方警察という地方という文字を入れておるのであります。
或いは正直にあの憲法というものが日本の行くべき唯一の途である、その意味において民主主義、平和というもの以外は考えない、従つて民主主義の上においては違う考え方との間にも平和な解決を確信するという上に立たれたのではないかと思うのであります。最近再び戰前或いは戰争中日本を支配していたような考え方が支配するのではないかというふうに感ぜられる点があります。例えば真空論のごときはその一つであります。
それが急速に全体の奉仕者と、即ち国民全体の奉仕者ということに切り替つたのでございますから、その点におきましてはいろいろ新らしい民主主義政治というものに適応して行く、即ちアダプトして行くということがなかなかむずかしいものでございまして、いろいろ自分自身では自分自身の良心の命ずるところに従つて民主主義というのはこういうものであるかと思つて善意でやつておることであるけれども、やはり本当の民主主義から、行けば
従つて民主主義的な政治を基本とする吉田内閣及びわが党としては、原則論的には重大問題が内蔵せられておると考えざるを得ないのであります。この点をまず大臣にお答えを願いたい。 第二の問題は、これは電波長官からでけつこうでありますが、きのうちよつと述べたのですけれども、料金の問題です。
従つて民主主義を実現しようとするならば、口で言うよりも、御同様に第一にこれを実行しなければならないことだと思います。そうして新憲法のもとにおきまして、委員会が中心であり、委員会を通じて、すべての審議の結果を国民に明らかにすることが、民主主義国の義務であると思います。
しからば今日、多数に擁せられて委員長の席に着かれるとはいいながら、かつて苦い体験をなめられました植原さんは、自分の欲せざるところ他にも與うるなかれ、この金言従つて、民主主義のルールに従つて、厳正公平なる取扱いを願いたいと思います。 次に、ただいまの私の退場をお取消しになつたという御発言であります。
従つて、民主主義政治を行う國においてこれからの問題を研究するということは当然のことであつて、もし政府が考えていなかつたならば、それは職務怠慢だと私は思います。(拍手) ————◇—————