1954-02-26 第19回国会 参議院 水産委員会 第9号
而も又鋼船のほうは、木船と比較いたしますと、耐久年限も長うございますから、従つて木船と鋼船とでは八割、六割の比率をつけることはどうだろうと私は考えるのでありますが、要するに自己負担の部分は、保険に入つておるかたは……。それ以外の部分は自己負担をして頂くということになるのでありますが、私といたしましては、この限度が最も最高限度として妥当ではないかと考えておるのであります。
而も又鋼船のほうは、木船と比較いたしますと、耐久年限も長うございますから、従つて木船と鋼船とでは八割、六割の比率をつけることはどうだろうと私は考えるのでありますが、要するに自己負担の部分は、保険に入つておるかたは……。それ以外の部分は自己負担をして頂くということになるのでありますが、私といたしましては、この限度が最も最高限度として妥当ではないかと考えておるのであります。
従つて木船を——木船と申しましても、機帆船でございますから大きなものでございますけれども、木船一ぱいをもつて運送する程度のものをもつて、基準にせざるを得ないのではないかと思います。
従つて木船の滅失につきまして保険制度を作り上げるということは、どうしても木船運送というものを円滑にやるためには必要な事柄であると考えられるわけであります。ところが木船と申しますものは非常に対象も零細でございますし、又船舶それ自体が非常に鋼船に比較いたしまして危険率が高い。それから又木船船主が先ほど申上げましたように非常に零細な一ぱい船主であるというために保険思想も非常に遅れている。
従つて木船船主は木船再保険組合に加入するよりは、従来の保険会社に加入したほうがいろいろな面で便宜であるという場合には何ら差支えないわけでございます。木船相互保険組合は、木船船主の任意の契約によつてそういう組合をこしらえ、又加入するわけでございます。何ら国が強制するわけではありません。ただ木船相互保険組合に加入した場合に、それが自動的に国に再保されるという点がこの法律の狙いでございます。
従つて木船の滅失は、一方において国内輸送の円滑な運営を阻害するとともに、他方において木船船主を生活の困窮に陥れ、社会問題化するおそれがあるのであります。 しかるに木船は鋼船に比べまして、危険率が高く、従つて保険料も高く、また木船船主側にも保険思想の普及が遅れているため、木船保険は営利保険の対象としては不適当な弱体保険であります。
従つて木船の減失は、一方において国内輸送の円滑は運営を阻害すると共に、他方において、木船船主を生活の困窮に陥れ、社会問題化する虞れがあるのであります。 然るに木船は、鋼船に比べまして危険率が高く、従つて保険料も高く、又木船船主側にも保険思想の普及が遅れておりまするため、木船保険は、営利保険の対象としては不適当な弱体保険であります。
従つて、木船の滅失は一方において国内輸送の円滑な運営を阻害すると共に、他方において木船主を生活の困窮に陥れ、社会問題化する虞れがあるのであります。 然るに、木船は鋼船に比し危険率が高く、従つて保険料も高く、又木船船主側にも保険思想の普及が遅れているため、木船保険は営利保険の対象としては不適当な弱体保険であります。
従つて木船の滅失は、一方において国内輸送の円滑な運営を阻害するとともに、他方において木船船主を生活の困窮に陥れ、社会問題化するおそれがあるのであります。 しかるに木船は、鋼船に比し危険率が高く、従つて保険料も高く、また木船船主側にも保険思想の普及が遅れているため、木船保険は営利保険の対象としては不適当な弱体保険であります。
従つて木船で、ここに政府の答弁にも書いてありますように、非常に海が荒くて危ないというのであるならば、木船に載せるよりも、鋼船に乗せるのが本当で、荷役設備がないのですから鋼船に当然よらなければならない。
従つて木船によるべしとか鋼船によるべしとかいうことは、その請負契約の内容、すなわち条件にはなつていなかつたと思う。そこに今の問題がある。その点を考えてみると、契約面から言えば、これを破棄する、何か初めからそういう了解がなければ、これを破棄することは或いは変更することは、法律上は僕はできない、こう考えます。
従つて木船のほうは相当安い運賃で運んでいるということが言えると思います。
従つて木船事業全体の状態がどういうことに相成つておるかということもわからない。
従つて木船と旅客船は今完全に民間の方でやつております。それからそれ以外の貨物船につきましても、昨年の四月までのやり方は裸傭船形式――船だけを借りて自分の運営会の船員だけ乘せるという形でありましたのを、昨年の四月からいわゆる定期傭船形式にかえまして、運営会が今まで持つておりました船員を全部船主の方に返す。