1954-11-18 第19回国会 参議院 文部委員会 閉会後第21号
従つて昇給、昇格を実施しようとすれば、県独自の持出しをしなければならん。で、福島県においても、島根県においても、何億か持出しをしなきやならん、こういう話なのです。従つて今大臣は義務教育費国庫負担による二分の一と、それからあとの地方交付税の中に含まれている教育費用とは大体平均するように計算しているのだと、こういうお話ですが、実態は平均されていないということです。そこに問題があるのです。
従つて昇給、昇格を実施しようとすれば、県独自の持出しをしなければならん。で、福島県においても、島根県においても、何億か持出しをしなきやならん、こういう話なのです。従つて今大臣は義務教育費国庫負担による二分の一と、それからあとの地方交付税の中に含まれている教育費用とは大体平均するように計算しているのだと、こういうお話ですが、実態は平均されていないということです。そこに問題があるのです。
従つて昇給とかベース・アップの見通しの問題に絡んで来るわけであります。現状のままで参りますと、普通の定期昇給以外の場合には縮小して参らんということになりますが、ベース・アツプでもありますると、一ぺんに解消して行くようなことになります。私どもとしては見通しはつきかれるのであります。
従つて昇給による減を見ますると、その額が一億二千七百万になります。それからもう一つ、差額が非常に大きいもの、一定額以上の差額のものに対しては打切るということになつております。そういうことを政令で規定することになつておりますが、そういたしますと、その額が千三百万円あります。
従つて昇給を来年度におきましても三百三十円という見込みで計上いたしております。昇給の分を食つたというふうなことになつておりません。
そこでそれに従つて昇給の表を作つてみますると、認証官にあらざる特号検事というものが六万九千円に上つたのであります。ところが認証官と言われまする最高検の次長検事、並びにその他の検事長とこの特号検事というものとに差違がなくなつて参りました。
現在教職員はその学校を設置する地方公共団体の地方公務員となつている関係上、同じ教職に従事するのに、他の学校に転任するにも一度退職した上で新規採用者として就職することになる、従つて昇給、恩給等は勤続年限が切断され、教職員にとつて非常な不利を招く関係上、人事の交流も困難となり、昇給、恩給、退職金等も不合理になるのであります。
従つて昇給の基準も相当高いところもあるのであります。こういつた問題をどうするかということは一概に私はこれは高いんだとか何とかということは申上げておらないのであります。ただそういつた例が相当たくさんあるから検討を要する、こういうふうに言つておるのでありまして、ただ一部をして全体をどうということを申上げておるのではないということを御承知願いたいと思います。
従つて昇給をさせる、こういう考えであります。
従つて昇給のストップによる不利益というものは、来年の分につきましては七千五十円の予算のわく内で解消されると思うのであります。しかしそのほかの特殊手当等につきましては、これは七千五十円の中には入つておりません。従つて一部は入つておるが、一部は入つておらない。こういうふうに大体考えられるのじやないかと思つております。