1953-02-10 第15回国会 衆議院 予算委員会 第20号
従つて平衡交付金制度の充実ということについて、将来の財政措置については、お話のありました通り、中央、地方を通ずる税制の改革というようなことによつて実現しなければならぬと考えておりますが、さしあたり、この義務教育費全額国庫負担制度を設けまして、平衡交付金の中から分離したことによつて、地方財政が特に圧迫を受けるというようなことはないわけでございます。
従つて平衡交付金制度の充実ということについて、将来の財政措置については、お話のありました通り、中央、地方を通ずる税制の改革というようなことによつて実現しなければならぬと考えておりますが、さしあたり、この義務教育費全額国庫負担制度を設けまして、平衡交付金の中から分離したことによつて、地方財政が特に圧迫を受けるというようなことはないわけでございます。
従つて、平衡交付金制度の成立した昭和二十五年度において、すでに国費、地方費の負担区分に関する規定は根本的に改正する必要があつたのでありまするが、個々の事務につきましては、なお検討すべき問題があつたので、昭和二十五年度及び二十六年度の二ヵ年間はその適用を停止することとしておつたのであります。
従つて平衡交付金制度そのものについて、私どもは何とも意見を持つわけではございませんが、今日の段階においては、私どもの方の仕事がうまく行つておらないということは、率直に認めざるを得ないと存じます。従いまして、この仕事に責任をもつておりまする一局長といたしましては、御指摘のように補助金にこれを組みかえて行きたいという希望を持つております。
従つて平衡交付金制度自体につきましては、なお今後も持続してこれを運用して参るということは、適当であると考えておるのでありますが、実施にあたつて発見された欠陷等につきましては、これを補つて参らなければならないし、平衡交付金の総額を決定する場合における諸般の問題等につきましても、なお今後は検討を加えるものがあると私も思うのであります。
○西郷吉之助君 この問題は地方財政の上から考えて、やはり警察の問題とも関連して警察等の立場にあると思うのですが、警察の場合は国家警察でも第一線部隊を持つて、従つて相当の予算を持つておるけれども、消防の場合は国家消防庁があるけれども、これは第一線部隊も何も持たんで非常に貧弱な組織であると思うのですが、今地方財政は御承知の通り非常に困難を極めておるのですが、従つて平衡交付金制度も設けられておるのですが、
従つて平衡交付金制度を運用しまして、平衡交付金の充実というような問題について、われわれとしても将来極力努力して参りたいと思います。