1954-11-27 第19回国会 衆議院 労働委員会 第48号
従つて小坂さんは、ここで理想を捨てず、信念をかえずに相手の主人にも言いづらいことを言うべきなんです。自分の子供によかれと思うなら、警告を発することもいい。この間出した労働次官の通達だつて、私どもとしては、その内容については必ずしも反対じやないのです。ピケの行き過ぎなどというものに対しては、やはりわれわれだつて決し心よからず思つておる。ただ子供だけをしかつて、子供だけをあつちに行けと言つておる。
従つて小坂さんは、ここで理想を捨てず、信念をかえずに相手の主人にも言いづらいことを言うべきなんです。自分の子供によかれと思うなら、警告を発することもいい。この間出した労働次官の通達だつて、私どもとしては、その内容については必ずしも反対じやないのです。ピケの行き過ぎなどというものに対しては、やはりわれわれだつて決し心よからず思つておる。ただ子供だけをしかつて、子供だけをあつちに行けと言つておる。
従つて小坂労働大臣自身も、又政府の考え方も、そこにも労使関係というものは労使の良識と健全なる慣行の成熟に委ねることが大原則であります。これはお認めになつておるのであります。従いまして我々の問わんとすることは、今後の吉田内閣の労働方針というものは、議場において説明されておるこの基本的な大方針に基いて貫いて行こうとする決意であるのかどうか、こういうことを我々伺つておるのであります。
清算が完了するに従つて小坂さんの株主権行使の範囲というものは非常に狭くなつて来ますが、そういう点についての法律上の見解はどうなりますか、承りたいと思います。
そこで起きておる原因というものは、そう大してむずかしい問題でないので、この点を率直に、こういうような事態の起きて来た原因というものは、水という不安定な生産原料を材料にして、原価計算をやつたつて、而も七カ年間の平均水量ですから、七年のうちには地ならしかできてしまうんだ、七年間のでこぼこをこれでやつておるんだという説明を早くやる、従つて小坂日発総裁の言は取消しをせられなければならんと私は思うんです。
併しそれでは将来の事業運営上非常に工合が悪いので、私が先ほど申上げましたように経理の末梢的な点に捉われないで、長い発電計画、電力量の発生計画等からして、異常豊水のときの考え方、異常渇水のときの考え方等を織り込んで、国民が電力の料金の支拂に対する新しいはつきりした考えを持ち得るようにこれはして行かなければならんのであつて、従つて小坂さんの言われることが正しいとすれば、私どもは大いに議論しなければならんと
従つて小坂君のも岡野国務大臣に対する不信任案も、私どもはこれを先議として審議してもらいたい。結果は私ども少数ですから敗れるかもしれませんが、この趣旨を弁明して討論している間に、天下がこの結論を発見してくれることをかたく信じて疑いません。よつて本問題は撤回いたしません。そういうことになります。
それから小坂さんにつきましては、全然事前にも私は何も承知しておりませんので、従つて小坂氏にお目にかかるとか何とかいうことは全然ございません。