1953-09-04 第16回国会 衆議院 外務委員会 第29号
従つて外敵に対する防衛という新しい性格をこの保安隊に負わせる、そういうふうに改組して行くということに対する政府の見解はいかがなものでありますか。
従つて外敵に対する防衛という新しい性格をこの保安隊に負わせる、そういうふうに改組して行くということに対する政府の見解はいかがなものでありますか。
従つて外敵に対しても国内法を適用するのだと弁解しておるのであります。侵入外敵に対して日本国刑法の騒擾罪を適用しようというがごとき答弁を、私は正気の者が言う言葉として受取ることはできないのであります。国家として武力を以て外敵に対抗する場合、交戦状態が国際法上発生するのは当然であつて、交戦に伴つて生ずる法律関係が、政府が宣戦布告をすると否とにかかわらず、国際法関係であることは否定できないのであります。
無論日本は独立いたしまして一本立になつたのです、従つて外敵の侵入は必ずあり得るということは国民全体が考えております。或いはソヴイエトが来るかアメリカが来るかどこが来るか存じませんけれども、併しながら独立して一人前となつた以上は外敵はあるということだけは承知しなければならんです。その際国民感情からいいまして警察予備隊というものは軍隊と同じじやないか。
○草葉政府委員 従つて外敵の侵入に対しては、日本が希望するならばアメリカの援助を受ける、こういう段取りに進んで来ておると御了承願います。