1951-05-24 第10回国会 参議院 建設委員会 第20号
第二点は、現行法におきましては、その第七条或いは七条の二といつたようなところに、土地に関する権利或いは又水の使用に関する権利といつたような極めて漠然とした用語で以て現わしておりまするけれども、これではその権利の内容が甚だ不明確でありまして、起業者側としてもその解釈に苦しみ、従つて土地所有者その他の関係者との間に要らざる紛争を招いておる実例がたくさんあるのでありまするか、今度の新らしい法律案の第五条ですか
第二点は、現行法におきましては、その第七条或いは七条の二といつたようなところに、土地に関する権利或いは又水の使用に関する権利といつたような極めて漠然とした用語で以て現わしておりまするけれども、これではその権利の内容が甚だ不明確でありまして、起業者側としてもその解釈に苦しみ、従つて土地所有者その他の関係者との間に要らざる紛争を招いておる実例がたくさんあるのでありまするか、今度の新らしい法律案の第五条ですか
従つて土地所有者、鉱業権者、その他との間に紛議を生じ、而もこれを訴うるに途なく、常に不利益な立場に立ち、かような実情の下において斯業者の当然の権利が擁護せられないのみならず、企業家が資本を投下せんとする場合にも法律上の保護のないことに不安を感じ、進出を躊躇し、石材業の発展は期し得られないのみならず、むしろ廃退の外はないことを恐るるものであります。
従つて土地所有者、鉱業権者その他との間に紛議を生じ、しかもこれを訴うるに道なく、常に不利益な立場に立ち、かような実情のもとにおいて、斯業者の当然の権利が擁護せられないのみならず、企業家が資本を投下せんとする場合にも、法律上の保護のないことに不安を感じまして進出を躊躇し、石材業の発展は期し得られないことをおそるるものでございます。
従つて土地所有者に対し新たに農地証券を発行することを廃すると共に、土地を取得せんとする者に対しては、政府において適当なる資金供給の方途を講じたいと考えておるのであります。
従つて土地所有者に対し新たに農地証券を発行交付することを廃するとともに、土地を取得せんとする者に対しては、政府において適当なる資金供給の方途を講じたいと考えておるのであります。