1954-09-08 第19回国会 参議院 大蔵委員会 閉会後第4号
従つて国税庁長官が答弁いたします。
従つて国税庁長官が答弁いたします。
一応重大な問題であるから、殊にほうぼうにこういう事件が起きて不安を醸しておるから、特別の処置は或る程度政治的に考えてもらいたいという、ほうぼうに廻つたときに税務関係の職員の要求があるから、これは考慮されているかどうか、従つて国税庁関係でできる場合においてはいいが、予算の関係でできないというふうに蹴られている。
従つて、国税庁長官がよい申告を出してもらわなくちやならぬということを言う背後には、あらかじめ予定されました税務署のとらなくちやならぬという割当の額があるように、われわれは考える。その線に沿つて、去年二十五万円のものを、どうしても倍額の五十三万四千円押しつけなくちやならぬというような必要に迫られているやに、われわれには受取れるのであります。
従つて国税庁長官が上の方でいかにりつぱな方針を述べられておつても、末端における税務署員は納税者から警察よりもこわがられておる。しかもその横暴な態度は毎国会われわれが指摘しておるのですが、まだその跡を断ちません。それが実情でありますがゆえに、国税庁長官の御説明はまつたく実情を知らない御説明でありまして、われわれはそういう説明では満足できない。
従つて国税庁全体のいわゆる徴税費用のパーセンテージを聞かせてもらいたい。もしここでわからなければ、資料として頂戴したい。 その次に、公団関係の源泉徴収というか、いろいろあるのですが、われわれ常識的に考えても、長官が法人の名前、数字等をごらんになつて決裁するとは、だれも思つておりはせぬ。
従つて国税庁長官にお伺いしたいのは、そういう猶予あるいは停止の制度の適用を受けた者に対しては、具体的にこれを調査いたしまして、それに適応するような課税を考えなくちやならぬと思うわけですが、何でも前年の例に対して何割増しということでやられたのでは、せつかくのこの制度が全然無意義になると思うのですが、その点の運用の問題について、長官の意見を拜聽したいと思います。
手続の問題は国税庁の方になりますから、従つて国税庁の方から申し上げます。