1954-12-15 第21回国会 参議院 地方行政委員会 第1号
従つて労働金庫にあまり頼つて行くということは、私どもとしてはあまり賛成いたしておりませんし、労働金庫から借りております金の利子が非常に高いのであります。大体日歩四銭ぐらいになつておると思います。それから借り方がちびちぴと非常に短期間に借りておりますので、そういう借り方は地方団体として困る。
従つて労働金庫にあまり頼つて行くということは、私どもとしてはあまり賛成いたしておりませんし、労働金庫から借りております金の利子が非常に高いのであります。大体日歩四銭ぐらいになつておると思います。それから借り方がちびちぴと非常に短期間に借りておりますので、そういう借り方は地方団体として困る。
従つて労働金庫をして中小企業への労務賃金の遅欠配分を融資せしめようと思えば、労働者に直接貸す場合には、労働金庫法においては法にかなうであろう。ところがその場合には保証協会法とタイアップすることができない。
従つて、労働金庫というのは、救う一つの対策ではあるけれども、その対策から漏れるということが、まず杞憂されることなのです。 それから、今の金融対策でございますが、大きな炭鉱にはこれは行くのです。あるいは中小でも有力なところには行くが、小さいところにはその金は行かないので、金融の面からもこれは救われないということなのです。まつたく現実に考えて救う道はない。
従つて労働金庫が庶民金庫として、いわゆる金融機関である限りは、やはり金融機関としてのこういうような規定が必要だということは認めるものでありますが、特に労働金庫としてこの三十六条の規定をされたのに「会員の資格として定款で定めるものに該当しない金庫」というような文字があるようであります。この点につきまして、もつと具体的に、ひとつはつきりと御説明を願つておきたい。
従つて労働金庫法というものが成立することを期待して、実は考えているのであります。なおもしかりに労働金庫法の特別法ができません場合においては、やはりこの原案におきますと、一般の貸金業者と同じように、金庫という名称は使えないという結果になることは、その通りであります。
法律があれば何人も拘束されるのだから、従つて労働金庫問題をいかにするかという問題は、もう一ぺん慎重に考慮願つて、いずれ継続審議もあるそうでありますから、また時間もありませんから、私は次に譲りますが、とにかく労働金庫の問題については、私どもの判断では、大体今国会において成立することに難色ありと報告されておりますので、あえてここに発言をいたしておるわけでありますから、万全の措置を講ぜられんことを要望し、
従つて労働金庫の主要な組成分子であるその生活協同組合が、只今重盛先生の御説明がございましたように、いろいろな活動をされるということが、その労働者個人々々がやられるのを協同してやられるという意味でやはり労働金庫がそのお世話をしてあげるほうが、ほかの金融機関の形態よりも労働金庫の育成上も、又労働金庫に対する会員たる労働組合、労働者諸君の親しみを増す意味においてもいいというふうにお考え頂きたいと考えるわけでございます
従つて労働金庫によつて金融がつくといたしますならば、労働組合の指導者が神様でない限りにおいては、あるいは金の入り用に非常に追られた場合において、これを惡用することなしということは、何人も保障できないのじやないかと思うのであります。
従つて労働金庫につきましてもそのような御心配をなさいますことは当然でありまして、私どももまつたく同感でございます。しかしそれにつきましては、この法律の通過によりまして、現在の監督を一層強化するという点で、一歩でも進め得るのではないかと思うのであります。これは條文的に申しますと、第九十四條におきまして銀行法の監督の規定をほとんど全部適用しております。
従つて労働金庫に預け入れる金は、一人々々の貯蓄もさることながら、組合としての団体の基金等も相当預け入れられる。しかもその基金というものは一時にいるものではありませんから、それを元にいたしまして生活のために各組合員に融資でき得る。こういうものが金額の面におきましては大きなものになつておるということを申し上げておきたいと思います。