1952-02-26 第13回国会 衆議院 電気通信委員会 第6号
従つて使用権が非常に広汎にわたりますれば、非常な混乱性があるわけであります。しかしながら今日の状況のもとにおきまして、所有権自身は日本政府が所有しているということだけははつきり申し上げ得るのであります。そこで返すも返さないもないのだということを申すわけであります。しからばどのくらい提供するのかというお話になりますれば、先ほど来お答えしておりますように、ただいま申し上げる段階になつておりません。
従つて使用権が非常に広汎にわたりますれば、非常な混乱性があるわけであります。しかしながら今日の状況のもとにおきまして、所有権自身は日本政府が所有しているということだけははつきり申し上げ得るのであります。そこで返すも返さないもないのだということを申すわけであります。しからばどのくらい提供するのかというお話になりますれば、先ほど来お答えしておりますように、ただいま申し上げる段階になつておりません。
従つて使用権の制限というものは、これすなわち所有権の制限と考えて一向さしつかえない。従つて私はこの百条というものは、現在のように国家がガソリンの消費規正をしております間だけ、これをおやりになりますというなら納得できる。しかし将来ガソリンが自由販売になつたあとにおいても、それを享有しなければならないというお考えは、どう考えてみても憲法の精神に反している。