1951-05-29 第10回国会 参議院 法務委員会 第21号
従つて住民票に登録される際には、その親元の世帶のあるところの市町村でそこの住民として登録される。こういうことになると思うのであります。それからなお世帶という非常に或る点では不明確であるとも言えるかも知れんのでありますが、こういう世帶という観念をやめて、住民票の個人單位にしたらどうかということも一応考えたのございます。
従つて住民票に登録される際には、その親元の世帶のあるところの市町村でそこの住民として登録される。こういうことになると思うのであります。それからなお世帶という非常に或る点では不明確であるとも言えるかも知れんのでありますが、こういう世帶という観念をやめて、住民票の個人單位にしたらどうかということも一応考えたのございます。
いわゆる帳簿を予想しているからそういう規定になつているのですけれども、ここでは住民票という一つの新らしい形式を打出しているのですから、従つて住民票の何ものたるかということを私は基本的に明示する必要があるのじやないかと思うのです、それが親切じやないかと思う。それはいわゆる予防の問題ですが、予防の問題はわかります。
三、婚姻、離婚、縁組、離縁、復氏、入籍、分籍、転籍、これらの場合には戸籍の表示(本籍と戸籍の筆頭者の氏名)に変更を生じ、従つて住民票における戸籍の表示の記載を変更しなければならないので、これらの事項に関する届書を受理した市町村から住所地の市町村に通知いたします。 第十條、本條は住民票の閲覧、謄本、抄本、証明に関する規定であります。