1954-12-02 第20回国会 参議院 本会議 第3号 従つて休廃山せる炭鉱労働者とその家族は、未だ何ら政府の施策の恩恵に浴せず、今日国民の同情によつて辛うじて餓死を免れている実情であります。救恤品を持ち寄つた全国の母親たちは、政府は何をしておるのかと憤激して参つております。 吉田内閣はこうした労働者や国民の窮状に対して、中小企業の生死の境地に対して何らなし得ないのならば、速かに退陣すべきでありますが、緒方副総理の所見を承わりたいと思います。 吉田法晴